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これもなかなか凄い話ですが、ロシアは従来からウクライナ東部の親露派武装勢力支配地域でもロシア国籍を現地住民に与えてきました。

さらにロシアの占領地域で生まれた子供はみんなロシア人、ということにしてしまえば長期的にロシアに同化させやすくなるという目論見なのでしょうか。

それにしても「ロシア系住民を弾圧から救う特別軍事作戦」だった筈が、こう言うのをみるとあからさまな侵略戦争に他ならないのでは、という気持ちを改めて持ちます。
プーチン大統領、ドネツクとルハンシク人民共和国を承認する時、彼らの独立を助けるのであってロシアに併合するわけではないとナルイシキンを咎めるような口調で責めたのに、結局ロシアに事実上併合するという話にしている。
ロシア国籍を与えられた子供が、自分の両親がロシア軍によって殺されたウクライナ人であることを知った時にどう思うか考えていない残酷な人間の仕業ですね。悲劇としか言いようがない。
ロシアの領土拡大の方法が、ロシア人の入植ではなく、ウクライナで生まれた人間の洗脳、というのが西側世界の理解が断絶する所。
国籍というのは、所詮、統治のために考えだされた人為的制度でしかない。国境もその一つ。

誰が、誰を、何のために統治する制度かということ。

だから、その制度の内容や違いを理解しなければならないのに、地理的、歴史的事実と読み違えたから、無意味で答えのない国籍論議が展開される、と思う。
コメンテーターの多にくはロシア憎しが先にあるようですね。一種のコメントの同調圧力です。記事では、希望者にはロシア国籍を与えますよと記述しているに過ぎません。日本も、難民の希望者には日本国籍を与えてはと議論があってもいいでしょう
国土と自治があってこそ国民の生活があって人権もある。参院選を前に各候補者の憲法9条や自衛隊に対するスタンスを考えたい。
クソッタレ。