イオンの秘密情報をセブン&アイに「会議資料として提供」 デロイトトーマツコンサルティングが謝罪
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注目のコメント
コンサルの立場だと、他社の成功事例や失敗事例が蓄積されるので、それらを利用して説明したい場面は多いです。会社が特定されないようにマスキングすることが通常と思いますが、配慮が足りなかったようですね。
SOPのように文書化するのは難しいとは思いますが、他社事例をクライアントに提供する際の判断基準が社内で明確化されていたのかどうかは気になります。会議で出してしまうあたり、現場のコンプライアンス意識の低さが原因にも見えますが、ガチンコ競合の相手に機密資料を渡しているわけですから、相当悪質なケースと言えます。ダイヤモンドに掲載されたことで犯人探しに繋がったようですが、他にも似たようなケースがあったんじゃないかと疑われてもしかたない事案ですね。
これは大手コンサルさんだと、事例共有的な?
国内同業同士では不味いとの感覚も無かったのかもですね〜。
以前、まぁ誰でも知ってる巨大企業の方に、コンサルタント企業に何してもらってるの?と尋ねたことがあります。
例えばン千万円の案件で。
海外の成功事例を伝えられたと。それも一つだけ。
それを元に新たな提案パターンがいくつ?と聞く。
0。…えっ!?ですよね。
まぁその一つが正にベストマッチングな事例だったかもしれないと思い、実行への協力と成功報酬?と尋ねる。
結局実行もしないし、提案時点で全額と。
流石に、それなら半額で私に発注ください。実行しないなら同じことですよね〜。なんて軽口を叩いたものです 笑
流石に3つくらいは持って来て、具体案にして。前の担当者とは違います。と跳ね返したそうですが…。
しかも提案事例をザックリ聞くと、コンサル業では有名な、絶対手をつけてはいけない手法(今日明日の命ならば一か八かの荒療治でしょうが、全くその心配のない巨大企業さんにです)でした。初年度効果は出るが、後々マイナスの反動が大きいと実証されている。けれども何故か日本企業では未だに使っている例のアレでした。
これを聞いて以来、有名コンサル企業の方にも臆する事はなくなりました。
そんなノリの事件なのかなぁと思われます。
どの企業にも全くおんなじプレゼンしてたりして?なぁんて疑ってもしまいますので、情報漏洩ではなく単純に同じ提案だから先行事例の共有で、後続の改善事例の共有も逆パターンであったのでは?社名は伏せるか海外企業として。
なぁんてことも思ってしまいました。
追記。この記事に出てくる企業やコンサル企業さんとは全く別の企業さんたちのお話です。