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自分の言葉に責任を持てない人が、仕事に責任を持てるわけがないと私は思う。
聞かれなかったことであれば、あえて自分から言わない、は問題ないと思うけど、質問されたのに隠匿するのは、嘘と同義だろう。
しかし、そもそも「うちが第一志望ですか?」みたいな質問をしている面接官の側にも問題がある。そんなのその場で答えさせて意味あるんだろうか。複数受けていることを前提として、選考プロセスを通じて第一志望になるよう努力すべきは企業の側だ。
「第一志望ですか?」なんていう質問で無駄な時間を使うのをやめましょう。なんの価値も生みません。
企業はもっと頭を使って就活生の本質を見極められるような質問や会話を考える。就活生も嘘の自分のままでは続けられないことを知る。
一方で、平気で思ってないことを伝えて、内定を沢山貰っている同期を見ていると、日本の就活ってなんて変な制度だろう、との想いを抑えきれません。
「嘘」をつく方が学生にとって有利となるような制度は、学生にとっても、企業にとっても、本当の意味での良い結果にはならないと思います。
チャンス1回きりで、なるべく「良い」企業に入りたかったら、どこにでも「御社が第一志望です!!」と言ってしまうのも無理ないと思います。
これは就活生の「嘘をつかない」という誠実性の問題では無く、新卒採用という日本独特の就活の構造の問題だと思います。
もしこのような悩みを持たれている方がいらっしゃれば、「これは僕/私のせいじゃなくて、日本の就活制度のせいだ」と気楽に捉えた方が良いのではないかな、と個人的には思います。
学生も大人も、自分たちの本当の気持ちと真剣に向き合えていないのかもしれません。
少しズレますが、本業もブラックかホワイトかでいえばブラックな方ですが、表層はブラックでも、そうなる理由を気持ちと併せて堂々と正直に伝えれば、理解されることもあります。
現象、事実、感情をしっかりと整理できていれば、隠すことも少なくなります。これが難しいことでもありますが…。
そもそも完璧な企業も人もいないので、どんな会社か/人物かを理解してもらったうえで、保管関係になるようなチーム構成や環境を作ってもらうための面接/対話である方が、何倍も価値があると思います。
「一緒に住んでいる家族の一人が人前にだせるような存在ではないとか、……高校時代にやっていた部活で自分ではない部員が不祥事を引き起こして出場停止になったとか、そういう問題である。
…
就活の面接官をやる知り合いに聞くと「ああ、それ言わなければマルつけてたのに、なんでそんなこと言ってしまうのかなあ……」という「不必要な正直さ」を見せる学生がけっこういるそうである。」
ちなみに↑の部分。全く理解できなかったです。そもそも面接中の1つのコメントだけで合否を判断したことはないし、上の例はいずれも本人の問題ではないのだから面接の合否に左右しない(すべきではない)、単なる不要な情報なのでは。。
記事には大きな違和感を覚えましたが、
とりあえず、本にはとても興味をそそられました笑
「嘘」とは言わないものの、ものの言い方を工夫することは出来ると思います。
第一志望ですか?とか野暮な質問をするところは置いておいて、うまく相手が共感してくれそうな単語を選ぶ工夫をする能力を、面接を通じてある一定磨くのはその後の人生でも役に立つと個人的には思います。
他にも、内定もらっている会社は?など嘘をつくべきか悩んでしまうような質問がいくつかあると思います。
このような質問を聞いてくる企業側、そして”就活制度”も嘘をついてしまう就活生がいる理由の1つだと思います。
もっと本質を見抜けるよう、型にはまってない質問形式でもいいのでは。
「うまくウソをつける人が次々と内定を勝ち取る」というのは間違っていないのかもしれませんが、自分の信念を曲げてまで、また、本来の自分らしさを隠してその場を取り繕ってまで、その会社に入社することが得策だとも思えません。