約30秒で新興企業の実態を可視化する“法人調査”自動化サービス──元銀行員の起業家が立ち上げ
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実は今回リード投資をさせていただいた案件です。
最初のミーティングのデモで、長くて数週間ほど要する法人KYC（本人確認）作業が、たった30秒で確認できることを体験して、本当に感激しました！
金融取引がオンラインにシフトしていく中、昨今の金融サービス提供者におけるAML/CFT（マネー・ローンダリングやテロ資金供与の防止対策）のニーズは日々、高まっています。そして人海戦術で膨大な情報量をチェックしていく作業にはもう限界が来ています…
そんな中、KYCの要件が最も厳しい大手の銀行、生損保、クレジットカード会社をはじめとする多数の金融機関にご評価採用いただいてます。金融機関以外にも多方面の領域でKYCや実体チェックが必要な企業さんに採用いただいてます。
取引の安全性と利便性を担保しつつ、従来では情報が乏しいために審査上通りにくかった顧客にも平等に審査ができるようになります。「誰もが取り残されることなく金融サービスにアクセスでき、金融サービスの恩恵を受けられる」ファイナンシャルインクルーシブなサービスとなることを期待しておりますこの点が興味深いポイントでした。財務など数字やデータで集められる情報を自動化して判断するということまでは進んでいくのが分かりますが、ウエブ無い情報をマンパワーでやるという人力を掛け合わせているところがユニークです。
「そもそも“ウェブ上には存在しない情報”を運営チームがマンパワーをかけて集めている。後者に関しては実際に現地で会社の状況を調べたり、行政機関に問い合わせをしたり、紙ベースの情報を取り寄せたりすることでSimpleCheckにしかない情報が蓄積」
ここまで来ると、当座、最後に残るのは、内情についての非公開情報でしょうか。人脈に依存したり、正面からのインタビューではなく、discreetに実施して得られる情報。過去に登記簿謄本をずっと見ていたこともあるのですごく気になります。Webサイトに関してはSEOが弱すぎて検索しただけではわからないということやドメイン自体が変わるというケースもあると思います。そのあたりがどうなっているのかとかも気になります。
類似のスタートアップでは京都のBaseconnectが挙げられます。
https://baseconnect.in/
