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日米金利差が拡大してドル高になっているという指摘は腹落ちしやすいのでよく使われていますが、実効ベースで6月1週目のドルは▲0.1%程度。同時期の円は▲2.0%です。ドル高で円安になっている、というのは普通に事実に反するので適当な解説は避けるべきと思います。
今週の日銀金融政策決定会合では、黒田総裁がこれまでの信念を貫けるかに注目しています。
日銀がイールドカーブコントロールで10年国債を買い続ければ買い続けるほど、日米金利差が拡大して円安ドル高要因となります。日本の経済力が落ちているからとも指摘されますが、それよりも金融政策の方が大きな要因だと思っています。利上げするほど景気が強いわけではないと思いますが、コロナも終息しているので、ジャブジャブの量的・質的緩和は縮小すべきではないでしょうか。
私のいるフィリピンにいるので、国力の弱い国の気持ちがわかります。
自国の通貨が弱くなるという事は国力が弱まるのという事です。
日本は本当にこのまま円安になり世界中に自国を安売りして良いのでしょうかね。
心配になります。
高インフレに伴うFRBの利上げがあれば、短期的に金利差で円安になるのは当たり前です。

中央銀行の使命は通貨の安定。
(FRBは雇用の維持も使命になっていますが)

他国と比べてさほど大きなインフレに見舞われていない日本の中央銀行(日銀)は、しっかり使命を果たしていると考えることもできます。
円の価値がー、と煽られていますが、お隣韓国も「1ドル=1,300ウォン超えは時間の問題」と不安視されており、結局、アメリカ利上げでどの通貨よりもドルが買われている状況です。
あっという間に135円台後半に。15年物国債の金利が0.6%を超え、8年物・9年物の金利も0.3%に達する中で、10年物だけ0.25%を上限とする無制限オペをどこまで続けられるのか試すトレードが拡大しているけど、ドル円が140円・150円となれば転換を余儀なくされそう
円安を求めてきたアベノミクスは、ここまで安くなると、マイナスの面も出ています。
ただし、金利政策、賃金の引き上げ、インフレなどによって円為替をいじる政策は限られています。円高へシフトさせていく力はほとんどありません。
もう一段と安くなり、140円ぐらいで膠着になるのではないかと思います。

追伸
日本の金融当局はアベノミクスを堅持しており、簡単に円安対策を取り、現在の円安を食い止めるような行動をとらないでしょう。国民が値上げを容認していると心の中で思っているかもしれません。
日本国内での設備投資の増加、生産能力の増加、対外輸出の増加へと変わると、今度の円安はちょうどいいタイミングで来ているが、そのような動きよりも岸田首相は金融収入の倍増ばかり考えています。海外へ投資し、さらに円安になれば、もっとも簡単に金融収入の倍増になります。こんな簡単な政策はないと思っているようです。
最近の円安の構造的背景について、岡ゆづは記者による音声解説もあります🎧
https://newspicks.com/live-movie/2125/
日銀金融政策の方向性を転換しないかぎり、「円がxx年ぶり安値、一時xxx円」とのニュースは、しばらくの間、何度も目に付くでしょう。。