BTSが活動休止、ソロ活動専念へ 期限決めず
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活動休止に至ったのは、色々な理由がありますが、一番大きいのは
「Dynamite以降のプロデューサーチームとBTSの目指していた方向の乖離」だと思っています。
JINくんの兵役の問題は元々既定路線だったので。
リーダーのナムジュン(RM)や音楽面でのメインコンポ―サーのユンギ(SUGA)が下記のように言っています。
RM「(dynamite以降)もう自分たちがどんなグループなのか分からなくなった」
SUGA「デビュー以来、面白いと思いながら仕事をしたことが一度もない」
DynamiteとButterの印象で、BTSをダンスポップグループを思われる方が多いと思うんですが、元々はヒップホップをやるために生まれたグループです。ラッパーのRMとSUGAがBTSのオリジンメンバーでした。残りの5名は後から加わって、R&Bもやれるヒップホップグループに変化したという流れがあります。
Dynamite以前、USチャートに入り込めたのは、2017年にMICDROP、DNAといった、USのヒップホップマナーを取り込んだ楽曲をリリースできたのが大きいです(この時期は、トラック制作などにRMやSUGAが関わっています)
2019年にRon Perry(コロンビアレコードCEO)がBTSのアメリカ進出をサポートするようになってから路線が変わりました。
その結果生まれたのがDynamite以降のダンスポップ路線です。
これで今の人気を確立したのですが、これが結果的にBTSからクリエィティブコントロールを奪う形になりました。前述のRMとSUGAの発言はこれに関連するものだと思います。
それを裏付けるかのように、6月に出たアルバムの新曲はヒップホップ路線に戻してきてます。RUN BTSはカニエウエストのpowerなんかにも通じるオルタナティブ色のあるヒップホップです(オマージュしてる箇所もある)
自分たちがやりたいことを守るために、一旦、落ち着くという意味で今回の決断をしたんだと思います。元々、僕はヒップホップをやっていたBTSが好きだったので、長くグループをやるために前向きな休止をしたんじゃないかと思っています。
J-hopeがロラパルーザフェスに出ることも決まってますので、音楽に関しては引き続き前向きなんじゃないかと。というわけでARMYの皆さん、前向きに行きましょう。やはり。そろそろだと思ってましたがついに。男性KPOPアーティストに避けられない兵役による最盛期での活動中止。最年長のJinがまもなく期限を迎えますが、韓国国会では明確な結論が出ないままでした。
もしかしたらHIVEの上層部は国会議論の趨勢が伝えられていて、自らその議論に終止符を打ったのかもしれない。
東方神起、BIGBANG、EXO、あらゆるトップアーティストも兵役年令を境にグループ活動としてはピークを迎え、その後は個人活動のシェアが増えていきます。ディープなファンではありません、しかしメンバーが涙ぐみながらメッセージを伝える姿に、込み上げてくるものがありました。
「何かについて幸せを感じながら語り、幸せを感じながら何かに取り組めること、それが僕がやりたいことです、これが全てです」とメンバーが精一杯発した言葉が印象的でした。
同時に、ほっとしました。兵役について考えたり、メンバー一人ひとりの進路ややりたいことについて考えたり、色々重なったタイミングであると思いますが、何よりも、個人的には過去のアイドルのように重症なメンタルヘルスで疲弊したり、自死を選んだりする前に、おやすみの期間を設けられたことにほっとしています。
すでにもうギリギリのところまで来ていたメンバーもいたかもしれません。真相はメンバーにしかわからないのですが、今回の動画はファンや関係者だけでなく、メンバー同士のリスペクトを感じる内容でした。