新着Pick
311Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
iPhoneが世界で一番高い国に住んでいますが、ブラジルのiPhoneが日本より高いのは今に始まったことではなくもうだいぶ前から既にそうなっていました。
ブラジル国内で最もiPhoneを販売している小売店の店舗作りをやらせてもらっていますが、今も昔も店内で最も売り上げを上げているのがiPhoneです。高所得者層が一括で買うのは普通のことですが、それに加えて中-低所得者層が何枚ものクレジットカードで数十回払いの分割で購入するケースもかなり多いのが注目点です。高級ショッピングモールの店舗のiPhone売上が最も高いのは想像できると思いますが、それと同等に地価があまり高くないモール内の店舗での売上も決して引けを取っていません。

元々インフレに慣れた国民なのでiPhoneの価格が毎回上がっていくのは普通のこととして捉えられていますが、中-低所得者層が車を買うような感覚で購入したいと思わせる魅力がiPhoneにある限り、この流れは続きそうです。
これについては現地でも専門家の見解をまとめた記事が出てます。

まずは、ブラジルにおけるビジネス上の最大の問題点である税金の問題。価格の40.14%は、税関で関税、工業製品税、社会負担金、その後州税である商品流通税などが課せられます。

その他の要素として、一時期弱含んだ為替、サプライチェーンの問題、ブラジルにあるアップルの対Android端末との差別化戦略などが指摘されてます。

この中には世界共通のものもあるので全てが正しい指摘かは疑問ですけども・・・

また、あるキーワードで検索すると「どうやったら海外で買ったiPhoneを無税で持ち込めるか」といったいったQ&Aも割とアクセス集めてるようです。
こんなところでブラジルが出ちゃいましたが、輸入関税の高いブラジルは海外の2.5-3倍くらいの価格で輸入品は売られている感じです。

ただ、ここまで高いものを買える層はアメリカ行って買ってくれば良いので、実際にどれだけ売れてるかはなはだ疑問です。
購買力うんぬん・外国為替うんぬん・関税うんぬんはもちろんありますが、それだけでない理由があるとしたら何だろうかと考えると、やはりAndroidとの戦いがあると思われます。

例えば、世界におけるiOSのシェアは30%程度ですが、日本ではiOSがいまだに70%のシェアを占めている重要拠点です。そして、続く国はアメリカやオーストラリアで50%台後半です。
最もiPhoneが高いと書かれているブラジルは、iOSシェアが14%と大したシェアをもっていない地域で、関税も高いので特に力を入れる先ではないのかもしれません。

https://101010.fun/posts/world-ios-android-share-2021.html#br
安い没落ニッポンの姿。海外向けの転売ヤーも横行するわけだ。ならばたくさん海外から迎えてお金を落としてもらえばいいんだけど、鎖国してるしなぁ。
そうだろうとは思っていたが、「日本のiPhoneは痴漢防止のためにシャッター音が消せない仕様になっている」と伝えると100%ドン引きされるので外国人にはあまり売れないと思います
秋に発売のiPhoneの価格がかなり高額になるのではと話題ですが、現状では日本のiPhoneは世界最安とのことです。ブラジル位の価格になると手が出ないですね。
グローバル展開しているダイソーの商品の値段も確かそうです。
平均収入に対して、日本ではもっとも安くiPhoneが買えるならもっといいですが、今の日本では携帯電話が10万円となると、必ずしも安いとは思いません。外国から日本に入ってこの価格なら自国と比較して安いようですが、日本の普通の人にとっては安くないとなると、あまりいい現象ではありません。iPhoneの場合、日本には特別価格にして普通の人が簡単に変える2000円とか3000円に価格設定はできないでしょうか。
為替の効果が高くなっていても、それでも物価の安い国になりましたね。
それとは別の理由で、たくさんの量が売れるので、数が売れない国と比べれば単価を安くできるということもあるのでしょうね。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
Apple Inc.(アップル)は、アメリカ合衆国の多国籍テクノロジー企業である。カリフォルニア州クパチーノに本社を置く。デジタル家庭電化製品、ソフトウェア、オンラインサービスの開発・販売を行っている。 ウィキペディア
時価総額
326 兆円

業績