最近の急速な円安、経済にマイナスで望ましくない=黒田日銀総裁
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「最近の急速な円安の進行は「先行きの不確実性を高め、企業による事業計画の策定を困難にするなど経済にマイナスで望ましくない」と述べた」とのことですが、「金融緩和を粘り強く続けることで経済をしっかりとサポートしていく必要がある」と改めて強調したということは、長らく続けて来た暗黙の円安政策を今後も続けて行くということにほかなりません。
円安を止めるには国債を買うのを止め金利を上げる必要がありますが、2年の予定が9年超に及んだ量的緩和で手持ちの低金利国債が膨れ上がった日銀には、政府の多額の借金への影響と相俟って、ハードランディングを覚悟しない限りその選択肢はもはや無さそうです。
日銀の使命は物価の安定で為替介入は政府の仕事、ということかも知れないけれど、何だかなぁ、と感じないでもありません。 ( 一一)