花王、マスマーケティングからの脱却狙う 新部署設置1年で見えてきた「課題」とは
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花王は、プロダクトアウトからパーソナルインとでも呼べそうな、顧客一人一人に寄り添うという企業文化変革につなげようとしているんでしょうか。
マスマーケティングという従来の手法が、大量生産大量消費の時代に適したものではあっても、気候危機を招き未来に不安を覚えているZ世代の共感を生むでしょう。
企業のパーパスに共感してもらわなけれんば、エシカル消費を選択する人々の支持は得られなくなります。
まだデータでその兆候を見つけることができなくても、10年後、20年後支持される企業として存在するためには、良き未来を描き、その実現のために行動することが不可欠です。
つまり消費者分析をして商品を開発したりするというようなマーケティングは時代遅れだということです。
DX戦略推進センターという部門の名称ですが、本質はCXでしょう。企業と顧客の変革であり、企業が顧客一人一人の真に望むものを正しい商品行動につなげていくための、物語を紡ぎ始めようということのように思えます。
この文脈で花王が開発したファインファイバー技術が展開されたらいいなあと思いました。
◎ファイバーファイバー技術
https://www.kao.com/jp/corporate/news/rd/2021/20210118-001/