就職でも投資でも、会社は「好き嫌い」で選んだほうがうまくいく
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日系vs外資系の議論は色々な前提が異なるために、必ずしもApple2Appleとは言えない。この手の記事の外資系というのは往々にして米系企業を意味するのだが、基本的にatwill雇用なので、不要と考えれば理由開示なく契約解除できるのだ。
「個人主義」でありながら集団行動が得意で、チームとして結果を出していくのが外資系企業のやり方なのです。
→ チームとして結果が出なければボスがクビになり、メンバーの雇用も不安定になります。新しいボスは概ね外から来るし、部下も当然連れてきます。こういった日本だと?な前提が労働市場には存在します。
なお、16年ほど人材ビジネスに従事していますが、統計は取っていませんが「給料が高いから」会社を選ぶと失敗率は高い気がします。「給料が高い」会社は、そのビジネスで「稼ぐ力が強い人」が揃っているので結果として処遇が高いのであって、「稼ぐ力が弱い人」は自然と淘汰される仕組みが内包されています。
最初は誰しも期待通り成果は出ないのですが、好きであればその仕事は継続できます。そうでもないと、継続するモチベーションもないし、成果も出ないし、排出スキームにも乗ってしまうので、結果として上手くいかない、そんなケースは日々遭遇しますね。好きな事業を選ぶことは重要です。
注目のコメント
「個人主義」でありながら集団行動が得意で、チームとして結果を出す外資系企業と比べ、「集団主義」でありながら個人行動が多く、チームワークがよいとは言えない日本企業。
なるほど、チーム主義だからと言って、チームワークが良いとは言い切れないんですね。
好きな会社、好きなチーム、好きな仲間に囲まれて仕事をしていれば、それだけでパフォーマンスが上がりやすく、生産性も高くなりますが、そのような環境に身を置けない人もいるかもしれません。
好き嫌いで何かを判断することも大事ですが、人でも環境でも仕事内容でも、簡単に「嫌い」と切り捨てるようなことがないようにはしたいですね。投資をやっていると言うと「どれ買えば儲かる?」とすぐ聞いてくる人が多いので、一度「自分の子供に就職先してほしいところを選べばどうですか?」と勧めました。
すると、「公務員の株ってどれ?」の返答が。
…予見してなかった私が悪かった。。嫌いな会社ではたらいている限り、色々自分が仕事でうまく行かないことだったり、自分がハッピーじゃない状況のときに、会社のせいにできるかと。「この会社の仕組みがダメだから、やる気が起きない」といったような。
会社のせいにしている限り、自分が責任をとって主体性を持って物事に取り組む必要がなく、いつでも「自分は正しい、会社が間違っている」と対立軸で自分を正当化し続けられて楽だと思いますが、結局それでは毎日が勿体無いだろうなーと私も思います。
ある程度、論理的に会社の将来性とか、ビジネスモデルとかをジャッジする責任を放棄するわけではなく、そういった判断も冷静に行った上で、最終的に自分の好き・嫌いの声を聞くのは大切かもしれないですよね。