分断映す「新FAANG」 エネ・農業・資源、株価17%高
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これからはテクノロジーのFAANGではなく、新しいFAANGをバンカメが提唱したという記事。新FAANGとは、燃料(Fuels)、航空・防衛(Aerospace and defense)、農業(Agriculture)、原子力と再生可能エネルギー(Nuclear and renewables)、金・金属・鉱物(Gold, metals, minerals)の5分野。
テクノロジーはあくまでイネーブラー(何かを可能にする存在)とお話ししてきたので、納得の内容。ただし、それぞれ真剣な革新が深刻に求められる古い業種なので、変革に失敗した老舗と急成長する新規参入などの一定の入れ替わりなどは想定するべきかと。
更に言うと、私たちの身の回りでは、絶対になくならないものにも注目するべきです。私たちが絶対に使わなくならないものは何でしょうか?
食べること、洋服を着ること、どこかに住むこと、これらは絶対にやめないでしょう。自宅でコーヒーメーカーでコーヒーを淹れると言う行為は無くなるかも知れませんが、自宅でコーヒーを飲むと言う行為はおそらくなくならない。コーヒー豆、コーヒーを淹れるための器材、器、住む場所、この要素がどのように組み合わさっていくのか、どのように選ばれるかが変化していくのです。
少し先の生活が妄想できますね。セクターローテーションの話でしかないと思う。
現時点で言えば農業、エネルギーの危機に面しているのでそうかもしれない。
今までIT産業ばかりが投資先としては注目されたけど、ITも淘汰の時代に突入したんだなと思った。
Netflix、Facebook、PayPalとかの決算でも成長鈍化は明白。
次のFANGを探そうと躍起になってるIT業界の評論家もコロナ禍では多かった。自分もそういう認識になっていた。
しかし、ITに対して深く考えず期待し過ぎてしまったと思う。
今のアップルやマイクロソフトを脅かすのは何もIT企業とは限らない。
IT業界のここ最近の成長の恩恵を受けてるのはその会社だけじゃなくて、それらのサービスを利用している消費者であり企業でもある。
農業とかエネルギーの分野から生まれる可能性もある。
今まで以上に鳥の目で成長する企業を見ていかないとビジネスや投資の機会を失ってしまいそう。値上げラッシュが収まらないほど原材料価格の高騰が続く今、国内でも「新FAANG」産業の育成・活性化に本腰を入れる時が来ていると思う。
物価高騰に対して補助金や給付金をバラまくだけでなく、国内である程度賄えるくらいのレベルに持っていけるよう、力を入れるべきではないか?
今度の参院選でそういうのを語れる政党や政治家が出てきてほしいところだけど、あまり期待できないのかな。