【改革】ストレスフリーな「地球に優しい食生活」が拡大中
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環境配慮型商品を手に取る入り口は、「美味しそう」でも「健康そうだから」でも「共感できる」でも、その人にとって手に取る理由になるものならなんでも良いと思っていて、最終的にその商品を使うことが何に繋がるのか、という買い手の意識変容までデザインすることの方が大切だと思います。
こういった商品を日常に当たり前に浸透させていくには、環境配慮への感度が高い消費者にも、そこまで高くない消費者にも手に取ってもらえるそれぞれの入り口を用意する必要があるのではないでしょうか。ソロモン諸島のティコピア島で過去、資源効率の悪い豚を一斉に放棄したという例があります。結果、他の太平洋の島々が経験した文明の崩壊を免れました。*
いずれ人類は哺乳類食を放棄すると思う。以下のような経過を辿ると想像します。
①月・火星・小惑星に人類が定住。資源効率の観点から哺乳類食は不可能。(昆虫食あるいは人工肉が代替)
②やがてそれらの宇宙社会では「地球の哺乳類食=野蛮」と考えられるようになる
③宇宙社会の人口・経済力が地球と比して無視できないレベルになる。同時に宇宙初の名物昆虫料理が地球でも知られるようになったり、宇宙発の人工肉技術が地球にも逆輸入されるようになったりする。
④宇宙社会の価値観が苦しむ地球へ逆輸入され定着。哺乳類食の終焉。
個人的にはお肉が大好きなので、昨日も豚さんに感謝しながら食べさせていただきました。未来人は僕たちのことを野蛮な文化だったと思うことでしょう。でもそれはそれで人類の進歩ですからいいことだと思います、どのみち今人類がやっているあんなことやこんなことも未来人は壮絶に野蛮と思うのでしょうし。そんなわけで、お肉が食べれる時代に生まれた幸せを感じ、動物さんたちに感謝しながら、明日も美味しくいただこうと思います。
*参考文献:Jared Diamond, Collapse 9章