伊藤穰一氏が「web3は世界を変える」と主張する納得すぎる理由
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注目のコメント
web3=社会のwiki化みたいなことだと思っています。ブロックチェーン技術をベースにしたトークンが経済圏=トークノミクスにおいては、会社という枠組みがなくてもプロジェクトベースでコミュニティに参加し、その貢献に応じたガバナンストークンが発行される。インセンティブ革命。
オープンでインクルーシブなガバナンスモデルや、情報がすべてオープンにされる透明性が高い組織が広がっていく中で、昨今のクリエイターエコノミーでも顕著なユーザー主権への回帰の流れ。プラットフォームビジネスを生業にしている立場からすると大変考えさせられます。Web1.0、2.0から、web3の世界も真ん中で生きるこのかたに話を聞くのが一番です。「世の中は「組織ベース」ではなく、「プロジェクトベース」になっていく」。ぼくもそこがコトの本質だと思います。学校もDAOにできないかな、と考えています。
web3.0についての理解が深まる内容でした。自分なりに理解できた部分を整理すると、
メタという概念が、今までのような現実と離れたものではなく、より現実との境界、アプリケーション間の壁を越えたシームレスな存在として認識され始める、という事かと思います。
例えば、学校での授業や、出社という事自体が、メタの概念では同じになり、デパートで買い物をすると同じように買い物をして、そのまま現実ではあり得ない宇宙空間や、想像上の楽園でのコミュニティーで活動をする、という世界が今後広がるのではないか、と想像します。
その時に、今までは、そのアプリケーションを動かす管理者がいて、そのいくつかをまとめたプラットフォーマーが存在したのですが、それが一体だれがこのアプリケーションのオーナーなのかが曖昧になり、そのアプリケーションの中での進化が一つのプロジェクトとして実行され、そこでの活動履歴だけが残っていく。
仮想世界での都市を生み出し、それが本物と同じレベルで人々の生活の根底として存在するような世界が今後広がっていく可能性があるのでは、と思う。協創する社会という枠組みが存在し、その中で倫理観だけが世界を支えていく、そんな未来が近付いているような気がします。
UNIXやARASのようなオープンソースなシステムが多くの人の手により改善されていく、その中でそれをいかに有効活用してどのような世界観を創り出していくか、がビジネスとなる。そして、デジタルで作り上げられたものが、極められていくと、それが現実になっていく。そういう事ではないかと思います。
製造メーカーの立場から言えば、今デジタルツインが叫ばれ、バーチャルファクトリーやファクトリーシミュレーションが盛んに議論されていますが、シミュレーションで検討され、検証された製品や設備はかなりの確率で現実へと変換され、その現実の結果を更にシミュレーションへフィードバックしていく、その世界観の中では、リアルなシミュレーションは最早現実とは区別がつかない。なぜならシミュレーションで可能となったことは現実でも可能だから。そんなリアルとデジタルの融合化した世界が今後訪れるのかもしれない。