ユニクロ、秋冬商品値上げ=フリース1000円高く
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一昔前にあった、ユニクロ=安いというイメージを打ち砕くような値上げ。
ただ、ユニクロ=安いはすでに都会の発想。地方に行けば、安く服を買いたいなら「シマムラ」であって、安いからという理由でユニクロで服を買うわけではない。
そのことを、昨年熊本県南部の人吉・球磨エリアに3か月ほど住んで実感した。(実際に地元の人に言われました笑)
今回の値上げも、原料高や物流コスト上昇の影響もあるだろうが、実は、安い値段で売って市場を独占するところまで浸透させたうえで値上げするという戦略を着々と実行しているだけなのかもしれない。ユニクロにとって、結構勝負になると思う。
最近のフリース依存度は下がっているが、値上げすればプロパー消化率(値下げしないで売り切れる比率)は下がる。売り切れなければ値下げ幅や値下げして売る量が増えて、そういう期待値が顧客にできると、マイナスサイクルにも入りうる。
値上げした値段でどれだけ売れ、その後の消化サイクルの意思決定のタイミング・値段など含めて、どういう意思決定していくか。