希望部署への配属を確約、年収710万円を2年間保証…新卒採用の「脱一律」一層強まる
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各企業終身雇用前提の採用ではなく、ジョブ型での採用が加速しています。また学生は時代の変化と捉えて、キャリアについて考える必要があります。ちなみに先日のダボス会議で若者のスキル差の拡大について、52%の世界の若者(18~24歳)が今の雇用が将来的に存在しなくなることに強く同意しています。今後は自身の個人ブランドを育て、必要とする人に短期ベースでスキルを売り込むことになると世界の若者が考えています。国内でも労働市場の改革が急速に進んでおり、人材の流動化がより活発になると思います。とはいえ私も就活時代、どのジョブを希望するか考えたことなどありません。人材業界にいる限り求職者へ最新の情報を伝え続けて、また自身のキャリア形成の参考にしていきます。
新卒で外資系企業に就職した立場としては、給与水準やキャリアを選べるということ自体は外資系では当たり前なことなので、日本もようやくかーという印象ではあります。
ただ、私が就職した外資系企業でも「新卒が一人前としてちゃんとはたらけるまで三年はかかる」とよく言われていて、新卒でそれなりの給与をもらっていても結局マネジメントコストも高く、ようやく育ってきたなと思ったら、他社に転職する人が後を立たず・・・という感じで新卒採用はコストが非常に大きかったようです。
また自分の強み・弱みが分かっていない新卒の段階でキャリアを選ぶので、ミスマッチが起きる可能性も大いにあり、私なんかは完全にミスマッチ人材だったのでは、と今でも思います。(株の取引額やら売り・買いサイドの入力ミスで、トレーダーに激怒されました。。。)
採用形態を変えるというのは、マネジメント形態や人材の定着率への期待値など含めて、今までと異なる形にガラリと変えていくことも同時に日本企業には求められているのではないでしょうか。
採用できた優秀な人材が長くコミットしてくれるかは不明ですし、ある程度の専門性があるとリクルーターからも見えれば入社数年後にはヘッドハンティングされやすそうですしね。新卒採用も横並び・一律では確保が困難になっているので、個社の事情に応じて採用形態が多様化しています。
学生はそれぞれに対応しないといけないので、求人情報をよく見て比較検討することと、自身が希望する働き方を考えておく必要がありますね。
希望は希望するだけで実現できるものではないので、希望を叶えられる程度の実力を培う努力も必要になります。学生時代に多様な経験を積んで、自分の強みを把握して強化していくことも必要ですね。
新卒に求める期待値が高まっているので、早い段階からの意識の持ち方が差につながるようになってます。