睡眠専用Tシャツ「寝るT」、グンゼから登場 NASA向けに開発された温度調節素材を使用
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高機能繊維きた。
パラフィン(ロウ)を封入したミクロンサイズのマイクロカプセルが練り込まれた繊維を使っているようですね。
https://www.outlast-japan.com/technology/
暑い時はパラフィンが固体から液体に相転移する際の吸熱で温度を下げるように作用し、逆に寒い時はパラフィンが液体から固体に相転移する時の放熱で温度を上げるように作用します。原理上、繰り返し使えるのもポイント。
持続時間や温度範囲には限界がありますし、接触温感/接触冷感素材のように着た瞬間にぬくぬく/ひんやりではないでしょうけど、「寝る時」という環境を想定するなら上手な使い方だと思います。実際どんなものか着てみたいですね。
こういう"固体相変化材料"(PCM: Phase Change Material)は、潜熱蓄熱剤として有用なので、パラフィン以外にも色んな組成の材料が研究されています。
作動する温度帯や応答の素早さなど、色々と調整できるようになると活用幅が広がるので面白いのです。
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2020/pr20201012/pr20201012.html
PCM全般で言えば、現時点で広く使われている用途だと例えば輸送用の保温剤や電子部品の放熱材など。見えない場所でひっそりと役に立っているのです。ヤクルト1000の大ヒットと言い、質の良い睡眠を求める人が増えているということでしょう。それだけ「回復しきれていない」と感じている人が多いのだと思います。私自身も枕や寝具(リネンやマットレス)、室内着、照明などにはかなりこだわっています(とは言え、寝相の悪い子供が両脇に寝ているので、どうやっても睡眠はかなり浅いですが...)。
この分野にはビジネスチャンスが多そうです。睡眠専用の服ですが、TENTIALが有名ですよね。
私も秋冬はTENTIALを愛用していました。
夏用に半袖を買うか迷っていたのですが、ここで寝るTの登場
しかもTENTIALの1/3程度の価格
さすが大手ですね。
機能差はわかりませんが、この金額差ならまずは寝るTをになる消費者がほとんどではないでしょうか。
https://tential.jp/products/bakune-dry