株式市場冬の時代におけるSaaS企業のイグジット手法の変化──M&A巧者freeeの“備える”戦略
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注目のコメント
ここ↓は事実誤認があります。金坂氏は2014年にGSから未上場のマネフォに入社されています。
> 「見出しに「freeeに学ぶ」と書きましたが、この点はマネーフォワードの取り組みが進んでいます。今、同社のCFOを務めている金坂さんは、グループ会社であるクラビスの創業者で、2017年にM&Aでマネーフォワードにジョインした方。M&A先の経営陣として活躍されています。」
あと、記事にある「防御価値」というのは理論的に適切な概念なのでしょうかね。Google ScholarやCiNiiでは何も出てきませんでした。イグジットの番人と呼ばれたOracle、セールスフォース、Adobeなどアメリカのビックテックはどんどん成長するスタートアップを買収してきました。もちろん狙いはTAMの拡大です。いよいよ朝倉さんがおっしゃっていたようなSaaS最終戦争が日本にやってきた印象です
"SaaSはクロスセルが成功しやすいことが証明されているからこそ、TAM(Total Addressable Market:獲得可能な最大市場規模)の拡大競争が起きていると言えます。"リーマンショック時の2008年〜2010年でGAFAMは計100社以上を買収しているように冬の時代は守りだけでなく、攻めも重要だと思います。
今年に入って、GAFAMは時価総額2.7兆円(5/20時点)を失っているようですが、マイクロソフトはボーナスを2倍に、Appleはハードウェア人材に20万ドルのボーナス、Googleはさらに多くのエンジニアを雇うなど、攻める準備をしていますね(以下記事参考)。
NYT記事『Big Tech Is Getting Clobbered on Wall Street. It’s a Good Time for Them』
https://www.nytimes.com/2022/05/20/technology/facebook-amazon-apple-markets.html