中国景況感、5月も節目割れ コロナ封鎖で3カ月連続
時事ドットコム
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ここでは報道されていませんが、国家統計局によると、全体的に改善傾向にあるとのことです。
「5月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.6と、3カ月連続で景気の拡大・縮小を判断する節目の50を割り込んだ」(記事引用)
PMIは49.6ですが、先月と比較すると2.2ポイント上昇しています。その内、大企業が51.0(先月比+2.9)、中企業が49.4(同+1.9)、小企業が46.7(同+1.1)となっています。一方、非製造業を見ると47.8で先月より5.9ポイント上昇しています。
傾向としては、大企業より小企業、製造業より非製造業のほうが、景気は厳しいようです。
全体的に改善傾向にあるものの、依然として50を下回っており、厳しい状況には変わりありません。
上海は6月1日からロックダウンが解除されるようですし、北京も公共交通機関が正常化し今日から出勤できるようになりました。6月は回復に向かうと思われます。中国政府によるロックダウンによる経済へのダメージは統計上でも鮮明になってきました。上海では6月からロックダウンを解除しますが、サプライチェーンにも深刻な影響が出ており、景気への悪影響はさらに広がることが予想されます。