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ロシア軍が使っている多連装ロケットシステム(MLRS)、BM-30スメルチだと、射程は90kmあります。
 ウクライナ軍の兵器が、これよりも短い射程しか持たないと、手の届かない遠方からロシア軍に一方的に攻撃されることになります。
 これまでウクライナ軍に供与されてきた155mm榴弾砲だと、射程は20kmほどです。
 もし米国がウクライナ軍に多連装ロケットシステムM142 HIMARSを供与すれば、射程は300kmにおよぶので、ロシア軍の手が届かない位置から、ロシア軍を攻撃できます。
 単純に1対1で撃ち合うわけではなく、兵器の数でいえばロシア軍の方が圧倒的に多いです。そうであるからこそ、ウクライナ軍はできるだけ損害を出さないように、アウトレンジでロシア軍に損害を与えることのできる砲火力を必要としています。
MLRSは供与される予定。
供与しないと言ってるのは、ATACMSミサイル。

https://twitter.com/aggregateosint/status/1531458263648448512?s=21&t=3Qzata5ul68reuIXLBZQeA
あくまでも「防衛用」として多連装ロケット砲システム「MLRS」までは供与予定だが、現時点ではロシアを刺激しないように長射程の「ATACMS」供与には躊躇、ということかと思います。
米メディアは、米政府が追加支援の一環として最大射程300キロに及ぶ高機動ロケット砲システム(HIMARS)の供与を検討していると報じており、バイデン氏は支援が「防衛用」だと予防線を張った形、と。この辺りセンシティブになってきますね...