新型コロナワクチン打っても“未接種扱い”にしていた…厚労省「理由は不明だが意図的なものではない」(CBCテレビ)
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以前から指摘されていた問題。ワクチンのデータは扱いが難しく厚生労働省の能力不足と認識に甘さが露呈してる感じ。ただ『接種不明を未接種扱いにしていた』っていうのが今回分かったのですが、大きな問題はもう1つあります。それは・・。
『未接種の人数の推定が雑』ということです。これは主に人口データが最新のものを使っていないことで『未接種人数=人口ー接種人数ー不明人数』で割り出していることからおこるバグのようなもので、今回のようなデータ改ざんとかいって騒いでいる人でも気がついていない人がまだ多い。
それがどういうところで分かるかというと例えば90才以上の未接種の人数が[-----] になっているんです。実際マイナスになっているはずです(P2です)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000942849.pdf
他にもワクチン接種率で高齢者で既に100%を越えているところもでてきていることでも分かります。そういうことに気がついている人はチラホラいたのですが直近の人口データで再計算してくれた人もでてきています。
https://twitter.com/0kh0tska/status/1526111332357251073
この問題はほとんど知られていませんが『未接種の方が2回接種している人より感染しにくい』みたいなことが言われているのはこの再計算で解消されています。つまり厚生労働省の能力不足で『ワクチン逆効果という誤解が広がっている』ということです。
ただし担当の職員だけの問題ではありません。そもそもワクチンの接種報告や日本の人口統計の仕方もアナログなままです。マイナンバーと紐付けて管理できてたら、死亡診断をする段階で健康保険のデータにワクチンの接種歴データが入っているワケなので死んだ段階で接種した人の人数を除外できますが、アナログな日本はそれが難しいのです。
P.S. ちなみに僕は厚生労働省が悪意をもって改ざんしたとは考えていません。むしろデータの扱いに困ってしたような気がします。データを見るのが好きな人は分かると思いますが、表に何を入れて何を除外するのかとか迷うポイントがけっこうあります。重症や死亡の抑止効果も暫定版が1回でたのみ・・・なので責めても無理です。