殺人犯を死刑に処すのは当たり前そんな考え方に幸福学者が「不幸になるだけ」と反論するワケ - いずれ死ぬ運命ならば、許し、罪を償わせたほうがいい
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筆者が人間に普遍の感情(というか理性か?)として強調する「共感」という考え方。それを知れば死刑という刑罰は人間にとって理不尽極まりない仕組みだと筆者は言う。
しかし「共感」があるのならばそもそも殺人なんぞ行なわれるはずもない。殺人犯はそんな他者に対する「共感」というものを持たずあるいは失って誰かの命を奪うという凶行に走ったのだから。そんな者に対してすら「共感せよ」と言われるのはあくまでも一般論としては理解できるものの個別の事案については俄には納得しがたい場合もある。
筆者はあくまでも制度的な視点で「復讐」の感情を否定しようと試みる。しかし筆者の強調する「共感」ではなく「制度」とその「理念」をもってそれを担保しようとするところに筆者の理路の弱さがある。
制度=仕組みも理念も万全ではない。「共感」をいとも簡単に吹っ飛ばすほどの欲望と暴力の奔出はいまの欧州を見ればわかることではないか。ウクライナ戦争の真っ只中にこの一文を投じた筆者の意図をわたしはどうも図りかねている。
注目のコメント
身内を殺されたノルドの男には復讐の義務がある
復讐しなければ、そういう臆病者は社会からつまはじきにされるのさ、だから義務なんだよ
ノルドの男の
当事者の面子だけの問題じゃないからさ
平和の為に殺し合うんだ
殺人を犯した者がなんの罰も受けなかったら
世の中どうなる
殺した者は必ず復讐される
その法が厳格に守られていればみんな殺人をためらう、例外を作らないことが肝心だ
復讐の義務は全体の平和のためにあるのさもっと良くない考えなのかもしれないけど、死刑になった人をただ死なせてしまうのはもったいないので、本来出来ない人体実験などに利用して罪を犯した人も人類の未来に役立ち死なせてあげてはどうかなと考えてしまいます。