“化石燃料に9割依存”の電力会社が10年で「グリーン」に転身できた理由。デンマークのオーステッド社に聞く
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オーステッドは、10年以上前に決断し、発電源ポートフォリオのグリーン化に成功した電力会社の見本として引き合いに出される業界では有名な電力会社だが、日本企業が参考にするには当時の環境の違いは知っておくべき。
1。売上は1兆円弱でTEPCOの1/5程度。中堅企業なので意思決定とが早く小回りが効く(コレは日本企業の言い訳っぽいが。。)
2。環境に敏感な北欧で再エネ(風力)を国を挙げて進めるデンマークの企業なので、再エネ傾斜戦略への抵抗感は少ない(日本の意識もやっと近づきつつある)
3。洋上風力のメッカである北海に面した国に本社があり、かつ世界2大風車メーカーの本拠地の近所で、洋上風力発電を開発するのに有利(洋上風力の環境からすれば日本は2027~8年ごろ)
と、当時の事業環境は日本とかなり異なる。
とは言え、事業ポートフォリオを大きく組み替える英断をくだした当時のCEOの戦略転換の英断は経営者として見習うべきであり、
バクチでもかなり裏付けのある勝率の高い経営バクチだったと言える。
最近の日本の電力業界で類似の英断だったのは三菱商事の洋上風力入札価格くらいでしかない。
注目のコメント
言いたいことは分かりますがやはり日本とヨーロッパでは環境が違いすぎるのではないでしょうか。
北海道の風況は大変素晴らしいと評価されていますが、それはどの辺りなんでしょう?
北海道は東西南北、どこを取っても海ですからその場所によって風況は異なるはず。
もし風況のいい場所というのが宗谷や知床の辺りだと、樺太や北方領土が近く建設は厳しそうですし、まさに知床半島ならば陸地のすぐ近くでも水深100mを超える深海が広がっているようですので建設はやはり現実的では無いと思います。
デンマークはでどうだったのか分かりませんが漁師の漁業権もありますし。
日本に相応しい発電って何なんでしょうね。
やはり核融合技術を実用化するのがベストなんですかね。4年連続「世界で最も持続可能なエネルギー企業」に選出されているデンマークの「オーステッド」が、どのように「脱化石燃料」を達成できたかが紹介されています。
国と会社、顧客の意識がそろえば、たとえ初期投資が大きいとしても、グリーンエネルギーを積極的に取り入れる方向に動けるというのがすごく印象的でした。
洋上風力、世界最大手が国内2社と共同応札へ 政府公募事業ー産経ニュース(2020/12/7)
https://newspicks.com/news/5444344