米、対中覇権争いに注力 ブリンケン国務長官が政策演説
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最大の競争相手は中国である、というトランプ前政権からの外交政策を明確に打ち出しました。これはウクライナ侵攻が起きても変わらず、中国との長期的な覇権争いに挑む覚悟といえます。習近平主席、中国共産党は国内で抑圧を強め、国外では攻撃性を強めた」と指摘した点は重要です。あくまで14億の人民ではなく、共産党にターゲットを絞って批判をするのは、トランプ前政権のポッティンジヤー大統領副補佐官の発想です。
「中国と競争する」(compete)という表現は、バイデン大統領自身も昨年の施政方針演説で使っていました。冷戦時代のような大国間の対決構図とは一線を画し、競争によって中国を打ち負かす姿勢が浮かび上がります。