1194Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
「人的資本経営」について、渋澤健さんと対談させて頂きました。ありがとうございました。

改めて、人的資本の情報開示が義務付けられる中でも、何のための人的資本経営か、経営層が腹落ちすること。(人事部門に丸投げしない)
パーパスー事業ー組織ー人材までを整合して考えられる「縦軸の一貫性」でつないでいくことが不可欠になっていくと感じます。

流行りの言葉に流されるのではなく、本質的には、「企業のパーパス」と、「個人の自己実現」が高次元で両立できるような組織であることが、結果としての企業価値の最大化に繋がっていくと思います。
中期的な事業戦略から、どのようなポストで何をする人が必要かを明らかにし、そのポストに必要なスキルとは何かを定義するいわゆる設計図づくり。
現社員のキャリアの志向や経験・業績・保有スキルをデータ化する現状把握。
そのギャップを明らかにして育成か採用でどのように埋めていくかという人事施策。

これは今までも企業人事がやってきたことかもしれないが、今は異次元のスケールとスピードが求められ、データドリブンで対応していく必要があるということだ。

とくに、ITとグローバル事業の分野では、競争力維持のためには海外の人財も積極的に迎え入れていかねばならない。人的資本経営の帰結として、日本企業の人のグローバル化が加速化されているのではないだろうか?
人的資本経営や人材版伊藤レポートに書かれていることは初耳のはなしではなく、各社内の人材関連の方針で述べられているようなことばかり。そう、知らないわけもなく。わかってはいる。ただし能書きに終わっている。本腰入れて、生き残りのためにやるかやらないか、の話だ。
「人的投資のはじめの一歩はトップの腹落ち」とありますが、まさにすべてはそこからスタートですよね。「人的投資」の部分をDXやESG、サステナリビリティなどに置き換えても同じです。

人的投資=研修と勘違いしている会社が多い指摘もそのとおりでして、そういった目的で研修を依頼されるケースも実はありますが、成果が出ないことが目に見えているため丁重にお断りしています。

真の人的投資を実践していくためには、具体的に何をすべきかを明らかにする必要があるわけですが、そのためにはパーパスやミッションにまで掘り下げていくことになります。

そうすると、回りくどいように見えますが、いったんは経営トップが社員から耳の痛い話を聞かないといけない局面や社員と一緒に腹を割ってかなり青臭い議論をする場が必要になってきます。

そうしたプロセスをすべてすっ飛ばして研修的なことを進めても企業価値の向上につながるような成果は期待できません。

人的投資のお手本企業とされる丸井グループさんも今はとても美しく見えますが、加藤CFOに直接うかがっところ、同社でさえ今に至るまで10年かかったと言います。

そこまで腰を据えた取り組みが必要なのか!?と気が遠くなるかもしれませんが、2期4年で経営トップがコロコロ変わるようでは正直しんどいと思います。
人的資本というアングルがわかりませんが、日本の大手企業はあまりにも転職率が低く、社内のルールや文化のみが基準であることが多い。世の中や市場を従業員が外気に当たる機会が増え内発的動機や当事者意識をもっと持つことも大事かと。海外は転職をすることにより事業会社(例えばメーカー)と支援会社(例えばIT企業)の間で動いたり、越境人材が増えるので、日本の大手企業と比べると多様性や業界間の会話もGAPが出づらい。日本が転職は悪といった雰囲気はまだ残るので、例えば生え抜き社員の多い大手企業とGAFA/IT企業やベンチャー企業と交換留学制度とかできないものかと思うところはある。
工場と、そこで働く人たちがものをつくることで価値を生み出していたHowの時代から、どんな価値を提供するかを発想する人たちが価値を生み出すWhat/Why時代に変化しました。

そのため「設備への投資」から「人への投資」に変わらないと成長できません。「工場に100億円投資するのは平気だが、人材育成に1億円投資するのはやらない」という企業は、マズいですね。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
パーパス起点で経営戦略から人材戦略まで一気通貫しており、トップからメンバーまで浸透し"腹落ち"している事が大事なのだと改めて思える。
また、「頭」の声(論理的、義務的、使命感)と「体」の声(実際の行動、体調、活動したいかやすみたいか)と「心」の声(本当にやりたいこと、パーパス、内発的動機)がそれぞれバラバラだと人も組織も動かない。やはり一貫している事は、どんな方向性であろうと重要。

記事の中でとても重要な示唆が。

そもそも企業として人材を「人件費」、つまりコストとして捉えるが、そもそも人的資本で考えたらコストではなく"どれだけ人材に投資しているか"という視点で考えないといけないのでは。
こういう部分から人的資本は始まる。
新着記事一覧
【思考力チェック】「他人の視点で考えられない人」には絶対に解けない「問題」とは? - 頭のいい人だけが解ける論理的思考問題
Diamond Online
2Picks

僕らの秘密兵器「取引先を仲間にする専門役員」CROの仕事術とは? - スタートアップ芸人
Diamond Online
2Picks

【コミュ症の人の特徴】「話が盛り上がらない」と周囲に言われる人のたった1つの特徴<元フジ女子アナが教える> - 感じがいい、信頼できる 大人のちょうどいい話し方
Diamond Online
2Picks

【統計学「p<0.05」に下げる方法】統計好きでも意外と知らない「p値ハッキング」の中身 - Science Fictions あなたが知らない科学の真実
Diamond Online
2Picks

病気になりたくなかったら避けたほうがいい「健康リスクの高い6大食材」 - 超ミニマル・ライフ
Diamond Online
2Picks

「君の考えは?」と聞かれたとき、言語化力のある人はどう答える? - 「うまく言葉にできない」がなくなる 言語化大全
Diamond Online
2Picks

飢えたオオカミの群れと遭遇し、7頭を射殺、4頭を撲殺した男の凄惨な最期とは - 動物のひみつ
Diamond Online
3Picks

【『世界一受けたい授業』で話題】誰でも簡単にみるみる体が柔らかくなる!“体が硬い人”に運動指導のプロが絶対オススメのストレッチ法【書籍オンライン編集部セレクション】 - 10年後、後悔しない体のつくり方
Diamond Online
2Picks

【スタートアップあるある】契約書をチェックしなかったせいで会社として終わってしまう - 起業家のためのリスク&法律入門
Diamond Online
3Picks

【あなたはやってない?】周囲から見限られる「精神年齢が低くて幼稚な人」の共通点 - 人生は「気分」が10割──最高の一日が一生続く106の習慣
Diamond Online
2Picks