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今、知りたい注目のニュースの真相から全体像まで、やさしく徹底解説。プロピッカーや有識者による対談、オピニオン寄稿、直撃インタビューなどでお届けする、NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。
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共同声明では、朝鮮半島やミャンマーについての言及は多く、日本にとってもむしろ重要な案件といえます。
インドに気を遣って、インドに対する(パキスタン人の)テロリズムへの非難、も盛り込まれています。
ロシアについては全く言及がなく、中国政府についても全く言及されていません。たとえば、ウイグル問題などについてもゼロです。
インドを一角に含める限りは、QUADは人権については問題にできないかもしれません。
インド太平洋といっても複雑で、中国の同盟国といっていい国もいくつかあり、中国とだけは敵対したくない、という国も多いです。
たとえば、QUADによる中国包囲を進めれば、パキスタンあたりは中国側にまわるでしょう。
そこを解きほぐして、QUADの側に取り込む、というのは、おそらく米国政府関係者の多くが考えているであろうほど簡単ではないし、結果として敵を増やすことにもなりかねません。
500億ドルでインド太平洋のインフラ整備を支援するとか、奨学金を提供するとか、ワクチンを供与するとか、方針としては間違っていないでしょう。ただ、そういう従来通りの施策以上のことは示せない、という状況でもあります。
QUAD4か国首脳共同声明
https://www.whitehouse.gov/briefing-room/statements-releases/2022/05/24/quad-joint-leaders-statement/
今回は国際情勢が風雲急を告げる中での会談だったこともあって、大きな話題が次々に出てきた印象があります。速報も含め、かなり情報が錯綜した3日間でした。
この記事では、中でも重要なポイント5点を抽出して、専門家の解説とともにサクッと読めるサイズにまとめています。ぜひご覧ください!
中国と同規模の13億人以上の人口を擁するインドが、中露側ではなく西側民主主義陣営につくのは自由、民主、法による国際秩序を維持する上で極めて大きな影響を持ちます。
この記事は外交や安全保障の観点に乏しく中立的とさえいえないと思います。
「岸田総理及びバイデン大統領は、パンデミックがジェンダー公正の促進をか
つてなく重要なものとしたことを認識しつつ、ジェンダーについてのアイデン
ティティにかかわらず、全ての人が完全な潜在力を達成することができるよう
にすることは、道徳的かつ戦略的に不可欠であり、社会及び経済のあらゆる側
面にとって極めて重要であることについて一致した。両首脳はまた、紛争関連
の性的暴力を含め、ジェンダーに基づく暴力の予防と対応の重要性を強調した。」
「
国連改革について、シニカルな意見もあるようですが、彼らの多くは同時に国連安保理の機能不全も嘆いています。ならば、どうするかという議論もすべきです。今の体制を維持したままの国連で憲章の改正が困難であることは小学生でもわかること。同時にロシアが安保理の常任理事国であり続けることに違和感を持たないのはロシアやベラルーシくらいであることもわかるはず。今の安保理常任理事国は77年前の大戦における功労によって得られたもので、もうそれは賞味期限切れだと私は考えます。ロシアを追い出し、場合によって中国も切り捨てる形での拡大NATO的な新しい国連を創って機能不全をきたした今の国連と置き換えたらいいのでは、という意見が、今回の戦争の終結と共に勢いを得ることになる、と私は考えています。それは、世界を分断することにつながる危険な議論だという言い方をされるかもしれませんが、世界はすでに分断されている、というのが私の見方です。
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