仏「ユニコーン」日本参入 ECサイト構築支援のミラクル
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注目のコメント
本文で触れられているようにMiraklは脱AmazonでありながらもBASEなどとも異なるマーケットプレイスのためのSaaS、言わばMarketplace as a serviceだと思います。Mirakl サイト:https://www.mirakl.com/
例えば、カルフールブラジルは当初ECの立ち上げに失敗し、2017年後半にMiraklを導入しました。そして2020年には食料品だけでなく、8000の売り手がXiomiのスマホやグッドイヤーのタイヤまで700万以上の商品を販売するプラットフォームになっています。
カルフールブラジル事例:https://www.mirakl.com/blog/carrefour-brazil-leverages-mirakl-marketplace-platform-to-power-digital-transformation
カルフールブラジル サイト:https://www.carrefour.com.br/
BtoB事例ではトヨタの北米フォークリフト事業「Toyota Material Handling」がフォークリフト・部品のマーケットプレイスでMiraklを導入し、立ち上げに成功しています。マケプレを立ち上げたい企業向けにサービスを提供していたり、あるいはそのマケプレに出品したい小売事業者もいます。そういった企業、小売事業者向けにサービスを提供している非常に面白いスタートアップ。
昨年の新規顧客は80社、新たに66のマーケットプレイスが立ち上げられ、利用顧客の総取引高は43億ドル。MiraklもARRが1億ドルを超えたことで今年2月に5.5億ドルを調達しています(評価額35億ドル)。
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昨日のGainsightに続き、MiraklもJapan Cloud(プロピッカー福田さんの企業)が支援していてすごい
Gainsightが日本・APAC地域へ本格参入へ 世界トップのカスタマーサクセスプラットフォーム
https://newspicks.com/news/7095656ECサイト構築などのSaaS企業は比較的、参入障壁が低く、世界中にライバルがいるということですね。
市場センチメントの悪化や景気後退不安で、ボーダーレス化が進み、生き残りをかけた戦いが始まっているということを感じます。