台湾巡る戦略的曖昧政策に変更ない=バイデン米大統領
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ロシアの侵略を許した反省から、台湾では「軍事的関与」を、これまでの曖昧戦略より明確にした意図的なものだろう。記者会見での質問は当然想定内。三度も失言はいかにも不自然。
毎回ホワイトハウスが後追いで、「これまでの政策は不変」というのも見え見えの二枚舌。
結果を見れば中国には適度な抑止になっているので、このやり方正解では。バイデン大統領としても米政府としても、当然「変更はない」と言うでしょう。しかし「台湾に軍事的に関与するか」という質問に「イエス」と答え、さらに「それが私たちのコミットメント(約束)だ」と念を押した事実(かつそれを同盟国日本で、日本の首相が横にいる状態で述べたという事実)は残りますし、中国にはその事実がそれなりのインパクトを持った外交的メッセージとして伝わったのではないかと思います。