[東京 24日 ロイター] - トヨタ自動車は24日、6月の世界生産が85万台程度になると見込んでいると発表した。半導体不足の影響で、年初に仕入れ先に伝えた計画台数から約10万台減らした。6月の世界生産約85万台のうち、国内は約25万台、海外は約60万台を見込む。

世界生産計画は6─8月の月平均で85万台程度とし、通期では前回発表した約970万台のまま据え置いた。

同社は併せて、国内10工場16ラインで5─6月にかけて最長5日間の稼働停止日の追加も発表。新型コロナウイルス感染拡大を受けた中国・上海市でのロックダウン(都市封鎖)に伴う部品供給不足が続いているためという。