楽天グループ、証券子会社の上場準備を開始 銀行に続き
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楽天の株主には金融は欲しいがモバイルはいらないという投資家も多いのではないか。であれば、金融子会社のIPOは、楽天から金融子会社への乗り換えを進める結果になり、これを止めるには楽天モバイルへの追加投資のROIが目に見えて改善することが必須。
では、楽天モバイルの将来性が高いのであれば、そもそも楽天モバイルをIPOするか、楽天自体が公募増資(テンセントはなし)をすればよいはず。
ということは前回の増資で何かしら資本政策に制約がかかったのではないかな、調べていませんが。。。
注目のコメント
金融事業の上場準備が相次ぎますが、楽天は幅広い事業を展開していた関係で、昔からコングロマリットディスカウントよろしく、株価が伸び悩むという構造にされされてきた背景があります。
金融がIPOする事でその辺りがかなり薄くなり、本体の株価を押し上げる可能性が出てきますね。本体はECを中心とした事業体になるでしょうけど、そっちは既に盤石でもありますし。
個人的には、モバイル事業もある程度の方向性が見えてきた段階で上場に入るでしょうし、その際は多分、NYSEなどの市場での実施になるのではないかと思います。会社リリースは①。
2021年9月末に楽天銀行の上場準備についても表明している(②)。そこでもコメントしたが、フィンテックセグメントでの重要度はカード>>銀行>証券という順番。
先日の楽天モバイル債(③)も含め、ともかく資金調達をしている。カードは成長領域でキャッシュフローも強いので、自社完全保有を維持。一方、一定の利益が出るものの、向こう数年の期待利益よりIPOなどをした方が短期的に調達メリットが上回る領域は、コントロールを持ちながらもIPOという感じか。
①https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2022/0524_01.html
②https://newspicks.com/news/6229315
③https://newspicks.com/news/7085392