[北京 23日 ロイター] - 中国国家衛生健康委員会の幹部は23日の会見で、全国の新型コロナウイルス感染者は全体として着実に減少傾向にあるとの認識を示した。

上海市の感染状況も総じて改善が続いており、新規感染は減っているが、依然としてリバウンドを警戒する必要があるとしている。

北京市では、一部の地区や一部の集団が引き続き感染リスクに直面しているという。

北京市政府の報道官は、人の流れを減らし、社会を「平穏」にするには、重要地区で完全に在宅勤務を実施する必要があると主張。

北京疾病予防管理センターによると、現地時間23日午後3時までの24時間の新規の市中感染者は63人。4月22日以降の北京市の感染者は1556人となっている。

China COVID situation shows declining trend, Shanghai under pressure to prevent resurgenceBeijing city must fully implement work from home policy in key areas-spokesperson