「ゲームは子どもの知能にプラスに作用する」という研究結果が意味すること
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ゲームやテレビの子供の知能への影響は関心が大きいテーマなので、星の数ほどの研究があります。結果はまちまちでコンセンサスはありません。良いというものもあれば悪いというものも。結局は条件次第、ということでしょう。ゲームが一概に良いか悪いかではなく、むしろどういう条件ならばプラスに働くか、という方が生産的な議論かもしれません。
本記事は、すでに星の数ほどある研究に、新たなものが一つ加わったというだけのものなので、この一件を持って結論に至るのは早計です。カールセーガンが言ったように、Science demands a tolerance for ambiguityなのです。
それはそうと、星の数ほどある研究がほぼ一致して良い効果を認めているメディアが一つあります。
絵本です。詳細はここらへんに。3ページ目あたりにあります。
https://president.jp/articles/-/53726?page=1『ゲーム脳』で脳が溶ける研究されてた時代もあったが、、、ゲームに不安がある時代はネガティブな効果を調査し、向社会的になるとポジティブな効果を調査する、ということなだけな気もしている。
子どもたちは平均して1日にテレビを2.5時間、ソーシャルメディアを30分、テレビゲームを1時間プレイしていたという。そして、9〜10歳時に平均より長くゲームをプレイしていた子どもは、男女関係なく2年後の測定でIQが平均より約2.5ポイント高くなっていた単純な時間つぶしのお一人様ゲームから、複数人がチームとなり対戦するようなタクティカルなゲームまで多岐に渡り、一括りにゲームをすれば……というのはいかがなものか。
タクティカル系ゲームでは、「注意、警戒、協力、連携、計画、ペース配分」が重要などと言われ、複雑なゲームシステムや、キャラクターのスキルや特性と役割(ロール)、武器などのアイテムの特性や攻撃力などのステータス、マップを理解し戦術や戦略を考える、さらに定期的に更新されるゲームシステムの変更に対応など、プレイする前に情報を仕入れて分析して、どのキャラや武器を使用する事が重要か(メタ)など、理解することが必要になります。
上達するには、コミュニケーション力も問われます。
ゲームをするために学力・知能が養われる側面はあるように感じてます。