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退潮止まらぬ民主主義 失望した民衆、強権的政治を許容(写真=ロイター)

日本経済新聞
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    埼玉大学経済経営系大学院 准教授

    経営思想家として知られるドラッカーではありますが、『経済人の終わり』では、なぜヨーロッパで共産主義とファシズムが台頭したのか、そして、それはどうして機能しないのか、ということについて論じたことから彼の思索は始まっています。
    そしてその中で、社会において位置と役割を提供しない社会は機能しない、なぜならば、それは人々のための社会ではなく、国家のため、支配者のための社会になるからだ、という趣旨のことを述べています。
    ではなぜこのような民主主義の退潮が生じるのかということについても、同書では述べていますが、それは人々があまりにも社会に絶望し、絶望が故にまともな変革を論じる人々よりも、論理破綻をしている暴論を強弁する人々のほうが、自分たちの絶望感を代弁して理解する存在に見えたからである、と。
    歴史は繰り返すと言いますが、このような局面において、民主主義を退潮させること、自由を後退させることはあってはならないと思いますし、そのためにも、人々が社会を良くすることができる、自分はその中に位置と役割が担えるのだという実感を持てる社会に地道に変えていく取り組みが求められていると思います。
    余談ながら、それ故に、資本主義社会は自由で機能する社会になる可能性を持っており、かつ、その中心を担うのは企業であると述べ、後にマネジメントを論じるに至ります。相似形で企業において同じ問題も生じており、それ故に、時に強いリーダーシップを渇望してしまう問題をどのように乗り越えられるかというのは、大きな課題として今の資本主義社会にのしかかっているものだと感じます。


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