• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

【図解】「学習歴社会」の到来で、教育、就職、評価はこう変わる

NewsPicks編集部
2948
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • 電気通信大学 キャリア支援センター 特任准教授

    大学では、ポートフォリオというもので学習歴を積み重ねる取り組みを行ってきているけど、死屍累々です。要するに、システムは作るけど、学生にも教員にも使ってもらえない。

    私のキャリア教育科目で積み重ねたアウトプット(レポートやワークシート)を今後の科目履修や、研究室配属や大学院進学、就活に役立たせるべく、新しいポートフォリオの確立に取り組んでいます。今から新たに始めるものではなく、すでに講義でのアウトプットはあり、それらをどのように今後活かすかという仕組みとロジ、制度の部分が試されていると考えています。現時点では、アウトプットの内容をお伝えすると興味持っていただける教員の方はいらっしゃる。あとは学生にメリットを伝えて、活用をするよう仕向けることですね。なんとか形にして、学生の皆さんにプラスになるものにしたいです。

    他方、学習歴ということでは、私の担当科目で成績がよかった学生(秀や優の学生)についてバッジを与えて、今後の就活などで活かせるようになればいいなあ、と考えたことがあります。少なくとも、キャリアの講義15回で、全て出席し、全ての提出物を提出し、内容の書かれ方も構造化された文章で仕上げられ、講義の中でのグループワークや発表にも前向きに参加した証です。評価していただける企業さんがいると、面白いのですが。。。

    一般的に、学習歴という言葉ですと、自発的に学んだ(習った)というニュアンスになりますが、個人的には、学んだことをどこかで認証する仕組みも必須と考えています。オンラインで動画流しているだけで学べるはずはないですから。ですので、誰がどのように認証するのか、という部分は結構重要です。認証機関の信頼性による学習歴の格差も生じそうですけど、そもそも学ばない人も多い中で、それは誤差程度です。まずは、人生学び続けることを意識づけることが必要かと思います。


注目のコメント

  • badge
    ヴィジョナリーブランド株式会社 代表取締役社長

    「知っていることより学ぼうとする方が大事」に、とても共感です。どこまで好奇心が高いかが、常に学ぼうとする意欲に繋がり、キャリア成長には必須であり、昇進する人の共通点でもあります。

    また、アメリカではよく「book smartであるより、street smartであれ」と言われます。book smart(学校での好成績)より、street smart(社会で生き抜く賢さ)が、大事だということです。アメリカの大学を経験して驚いたのは、とにかくアウトプットの授業が多いことです。つまり、アウトプット型により、よりstreet smartのスキルを身につけられます。

    例えば、学生自ら個人やクラス内でチームを組み、ワークをするという宿題やディベートが膨大に出ます。単に授業でインプットだけではなく、学生がアウトプットしながら学んでいくことで、様々な学生とディスカッションしたり、タグを組むことでknowingだけではなく、doingの経験を積む。つまり、刺激を受けたり、コミュニケーションやチームワーク力、柔軟性といった、よりstreet smartのスキルを身につけることになります。

    日本の大学でも、もっとアウトプット型授業が増えていくことで、よりstreet smartなスキルを身につけることが大事ですね。そして、学習歴は、一生学び続けることが大切だし、楽しいことですね。


  • NewsPicks編集長

    社外学習や自己啓発について「とくに何も行っていない」日本人が約半分……。パーソルの調査によると(2019年)、日本人はアジア太平洋地域(APAC)14の国のうち、ダントツで学習意欲が低いことが分かります。

    以前から「日本の大人は学ばない」とは良く指摘されることですが、私は日本のビジネスパーソンのせいだとは思えません。
    ・勤務時間が長く、仕事が終わるとクタクタ
    ・そもそも会社で「社外学習や自己啓発」が評価されない
    ・上司に忖度するようがよっぽど評価される
    といった環境が続くのでは「学びのインセンティブ」がありません。

    しかし、テクノロジーの進展や人々の価値観の変化などから、「知識」「経験」「興味」などの「学習履歴」が全部記録され、そのデータが評価や配属などに使われるようになると、「子どもも大人も学び続ける」ことが当たり前の社会になるのではないでしょうか。

    「学習歴社会」が来ると、積み重ねが評価される、全員が同じピラミッドの高みを目指さなくてよくなる、なども歓迎すべき変化です。

    ただし、学習歴社会後も高ステイタスを目指すというかつての学歴社会的な価値観が変わらなければ、細分化された「超資格社会」になる懸念も……。

    本記事では、人々の体験がログ化される時代のメリットもデメリットも示し、我々が目指したい今後の学びのあり方について提示しています。


  • badge
    慶應ビジネススクール 教授

    就職で学歴(あるいは学校名)がなぜ重要かと言えば、その人の「実力」がわからないから、学歴を「シグナル」としてみるからです。スタートアップのIPOでも有名VCが取締役にいるかどうかで市場の評価も違うのも同じ。ですから、「実力」が見える化できれば当然これも変わってくるはずが「学習歴」が「実力」をしめすものになるかどうか。

    まずは(評価の情報がある)企業内の異動などでの活用が進むのではないかと思います。2年前の国際学会でAIはHRで最も盛んに議論されていたことを思い出しました。
    https://shimizu-lab.jp/blog/4197.html


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか