【大澤正彦】僕たちには世界のかたちを変える経験が必要だ
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注目のコメント
連載4日目は、取材相手に初対面で「1つだけルールを変えて世界を良くしてください」と大胆なお願いをしています。
大澤先生の答えは、「ルールを変える」をルールにする。
世の中の人全員に、ルールを変える経験をしてもらいたい、ということでした。
たしかに、今だと「ルールをよく変える人」と「変えられるものだと考えたこともない人」に二分されている気がします。
私は賑やかしい性格から前者だと思われることも多いのですが、実は圧倒的に後者。
だから、学校の先生とは非常に良好な関係でした笑
でも、そうなると大人になってから困ることも多いんですよね。
NewsPicksというベンチャーバリバリの組織に入って、最初は結構困惑したのを覚えています。
先生のルール、できれば「義務教育のうちに〜」みたいなさらなるルールを付け加えて、できるだけ人生の早い段階で実行しなくてはならないルールにしてほしいです。
みなさんは、前者ですか? 後者ですか?「世の中にはルールに対して思考停止する人があまりにも多い」全く同感です。それどころか「(政府は)明確なルールを作って欲しい」とルールがないと動けない人も多いし、それを助長するようなマスコミの報道も残念です。
「1つだけルールを変えて、世界を良くしてください。」という質問に対して、「世の中の全員に正規ルートで『ルールを変えようとする経験』をしてほしい。」という回答。とてもいいと思いました。
小学生や中学生の時に、きまりやルールの大切さは教えるのですが、その時点で、意図はしてなくとも、結果として「思考停止」に向かわせてしまっている場合が多々あると思います。これだけ世の中が大きく変化する時代にあって、思考停止にならず、ルールの目的を問いかけながら、自分たちのよりよい学校(社会)生活のために常に見直していくという経験は、社会性を身につけるためにもとても重要だと思います。