「寺DAO」で暗号資産調達、DEVプロトコルと社寺建築の翠雲堂が提携
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社寺建築の翠雲堂がブロックチェーンを活用し、自律分散型組織「寺DAO」発表。DAO参加にはETHやDEVなどの暗号資産のステーキング(預けてネットワークに貢献、トークン消費はしない)が必要。「寺DAO」で集められた収益は、寺院の修復や職人のサポートに利用され、「寺DAO」のメンバーにはいくつかの参加特典が準備されている。面白い。
Frame00のDev Protocolはクリエイターが持続的に活動できるよう支援するDeFi(分散型金融)プラットフォーム。今回は寺院修復、職人のサポートを目的としたDAOを構築するとのことですが、非常に面白いなと思いました。
例えば、現在世界遺産・二条城が約100億円規模で1603年の築城以来となる大修理を進めています。しかし、修理金額が足りていないため、寄付金50億円を目標にした「世界遺産・二条城一口城主募金」を2010年に開始しました。寄付金額に応じてオリジナルグッズや、100万円以上の寄付者は1日城主になれるといった特典を提供しているものの、昨年末時点の総額はわずか7.9億円と目標達成には程遠いです。
これをDAOプロジェクトにした場合はオンラインかつ、グローバルで大規模な資金調達ができ、かなり面白くなるのではないかと思います。
Frame00:https://corp.frame00.com/
マネックスベンチャーズなどが投資しています。コミュニティ作り・文化支援という目的は良いと思うのですが、「参加者はステーキングで30%の利回りを得られる」というあたりは手段として正しいんだろうかと思わされます。
魅力的なストーリーがあるなら、普通に寄付として集められるのではないだろうか。金銭的なリターンで引き付けなければならないとしたら、参加者にとっては別に寺じゃなくても良いので、より魅力的なプロジェクトがあればすぐにそちらに移動するのでは。