スパイバー、たんぱく糸で再起 クモ糸やめて量産開始
日本経済新聞
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注目のコメント
スパイバーさんの研究開発・事業はユニークで可能性に満ちている取り組みなので、個人的には、可能性を探索している挑戦段階のときにあまり批評的な態度を取らないことがメディアのできることなのではと思います。
取組開始後、3年くらいで事業拡大しないと批判的に言われますが、記事にするなら、社会課題解決のためのビジネスは、他のビジネスと違って、すぐに結果が出るものではないことをご理解頂きたいところです。
Spiberを多少追っている人からするとほとんどnewがない記事ですが、ロックダウンで稼働が遅れていたタイの量産工場が現在は本格的に稼働していると思いますし、米国の量産工場も着々と進んでおり引き続き期待しています。
Spiberは水に濡れると大きく収縮するという問題が発覚してクモ糸をやめたのですが、これはゴールドウインとの共同開発で同社の基準を満たせなかったことにあります。そこから微生物を発酵させる構造タンパク質「Brewed Protein」が生まれました。
それを踏まえ、今年3月のゴールドウインとのコラボ第四弾「Goldwin 0」シリーズでゴールドウイン渡辺社長が「テクニカルアウターウェアとしての機能は100%満足できるレベル」とご発言されているのは非常に興味深く、期待が高まります(発売は今秋予定)。
人工クモの糸のスパイバーとアパレル大手が「脱炭素のタンパク質素材」第4弾課題は「価格」
https://newspicks.com/news/6861297
素材はアパレルだけでなく、あらゆる分野で事業機会があると思います。次はどこの分野を狙っているのか、気になります。