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サル痘は、サル痘ウイルスと呼ばれるウイルスの感染症です。私自身、医師として一度も感染者の診療にあたったことはありませんが、主にアフリカのコンゴ民主共和国などで、動物との接触から人への感染が散発的に報告されていました。

サル痘の感染者は、2003年にも米国で報告されていますが、いずれもプレーリードッグとの接触に関連したものでした。

今回なぜ問題になっているかと言えば、これまではヒトからヒトへの連続的な感染は報告されていませんでしたが、現在欧米で渡航歴のないヒトからヒトへの感染が疑われる例が報告されており、飛沫感染などの感染経路で伝播している可能性が高いと考えられているからです。

なお、新型コロナのような感染伝播は起こさないと考えられ、二次感染率は数%、感染者との濃厚な接触により伝播していると考えられています。ただし、症状が出るまでの潜伏期間が比較的長く、接触が検出しにくい例も含まれるかもしれません。

サル痘がヒトに感染した場合の致死率は場合によって1-10%と高く、子どもで脳炎を起こしたり、妊婦さんに感染して胎児奇形につながるリスクがあるなど、多様なリスクを持つ感染症です。しかし残念ながら、有効な治療法は確立していません。

予防として、感染が報告されている地域では、野生動物にむやみに近づかないことやコロナでお馴染みとなった接触感染予防策、飛沫感染予防策も有効と考えられます。

厚生労働省ホームページ: https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html
コロナや小児の急性肝炎に続いて、今年の医療業界の重大ニュースとなるかもしれません。サル痘はポックスウイルスと呼ばれるウイルスの一種により起こる感染症です。基本的にはげっ歯類に感染し、感染した動物がヒトを噛んだりすることでヒトにも感染する可能性があります。ヒトからヒトへの感染は稀とされていますが、過去には濃厚接触者の感染なども報告されており、今後の報告に注意が必要です。

症状は発熱、頭痛、リンパ節腫脹など一般的なウイルス感染症状ですが、その後水疱のような発疹が広がることが特徴です。致死率は~10%と報告されており、致死率の高い感染症と言えます。今後、WHOやCDCなどの公的機関がどのような警戒レベルを発表するかにも注目です。
40歳より下の世代は少なくとも免疫ゼロ。