【資産運用】波乱のいま、結局どうすればいいですか？

NewsPicks編集部

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酒井崇匡

博報堂生活総合研究所上席研究員

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全世界株をお勧めされている方が多く、実際悪くないと思います。ただ、念の為過去を見てみると、ITバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックの3つで全世界株とS&Pを比較するとほぼ同じくらい凹んでいる。(むしろ世界株のほうがより凹んでいる。)という話もあるので｢世界株なら安心だ！｣とは思わないようご注意ください。
どこまでかかるか分かりませんけど、続けていればいいこともあるよ、というのは過去にこちらのnote記事で纏めています。(日銀副総裁の若田部先生が褒めてくれたのが個人的には嬉しかった記事で、この状況下、再度読んでくれる方が増えています。)
https://note.com/takamasa_sakai/n/n6f58a6efd9b2

また、崔真澄さんの｢ドルコスト平均法は元本割れしないし、一括投資より絶対儲かると過信することは明確に間違い｣というのはホントそうだと思います。ただ、“いつが買い時か”を見極めるのが難しい以上に、一括購入は｢下落局面で”自分の判断の愚かさ”を日々突きつけられる｣という精神的なリスクが発生します。そこは崔さんも言及の通り、｢分散投資は(比較的)心に優しい｣というのが一番の良さだろうなと。基本は分散投資しつつ、ここだという時には積立金額を増やすとか、速度調整をしていくのもありかと。

S&P500と世界株式の比較については例えばこの記事が参考になります。
https://dot.asahi.com/aera/2022051200114.html?page=1

永濱利廣

第一生命経済研究所首席エコノミスト

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すでに長期安定投資している人は下手に動くよりほったらかしでいいと思います。

谷口健

NewsPicks 副編集長

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この波乱相場で、私たちの資産運用は結局どうすればいいのか。このシンプルな問いを、多彩な11人の識者に投げかけました。必読です。

［3つの質問］
Q1. 結局、どうすればいい？
Q2. いま、仕込める資産はある？
Q3. この波乱相場から学べることは？

　＊　＊　＊

「常に」ではありますが、ギャンブル的な投資行動は控えた方がいいですね。私自身、一度痛い目に遭ったことがあります。

そして、いま何が割安になっているか注目しつつも、結局は、アメリカのインフレとFRBの一挙手一投足、そしてウクライナ情勢もしっかりウオッチする必要があります。

山邊昌太郎

一社）広島県観光連盟（HIT）チーフプロデューサー　兼　常務理事事業本部長

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何が正しいって、それが分かってれば世話ないわけで、簡単な話じゃないですよね。投資なんて、所詮は他人頼みですから。
水野さんの言う通り、自分に実力つけて稼ぐ力を身につけるしか無いんでしょうね。

塚本俊太郎

金融教育家

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長期積立分散投資をインデックス投資信託で継続することですね。下がったからと言って、買い増そうとしないことも大切です。買い増した後に市場が下落することはよくあることなので、市場の動きで投資行動を変えない方がいいですね。投資できる資金があるなら、積立額を増やすことで対応しましょう。

山崎万里子

ユナイテッドアローズ人事本部長

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売り急がず、買い急がず、分散、インデックス型。
慌ててはいけないということですね。
慌てていたのでプロから落ち着けといわれ、ホッとしました。

国光宏尚

Thirdverse、フィナンシェ代表取締役CEO / ファウンダー

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マーケットの底がいつかはシンプル。投機的な人がスケベゴコロを無くすところまでで落ちて、何があっても売らないガチホ勢だけが残ったタイミング。信者と言っても良い。

そう考えると株の底より、Cryptoの底の方が浅い、早くやってくると思う。なので買うならビットコインとイーサリアム。

ただ、投資は自己責任で🤣

八田浩

株式会社ロケットメイカーズ代表取締役社長

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長期、積立、分散、という教科書通りはもちろんだと思いますが、崔さんのおっしゃる以下もその通りだな、と思います。
"企業価値うんぬんという期待よりも、マクロな金融政策や財政政策というインパクトの方がはるかにパフォーマンスに効く"

荘司雅彦

サイバー大学客員教授弁護士

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ウクライナ情勢、インフレ、米国の金利引き上げ、上海のロックダウンと、原因が明らかなので、そろそろ底をつくと考えて、少しずつ押し目買いをするのも一つの方法だと思います。

機関投資家がリスクオフになっている時は、個人投資家にとってチャンスとも言えます。

様子を見ながら、少しずつ買い増すという手もありかと。