2022/5/21

【大損】テック株暴落で「レバナス投資」は終わったのか

NewsPicks 副編集長
 アメリカでの急激なインフレ進行や、ロシアのウクライナ侵攻による原油高で、マーケットが大きく混乱しています。

 GAFAMをはじめとしたアメリカのテック株が下落を続ける一方、円安は一時1ドル=130円台まで進み、ビットコインは半年で半値になっています。

 この波乱相場の今、「レバナス」と呼ばれる新しい投資商品に注目が集まっています。ナスダック市場の上昇に大きく賭ける投資法ですが、多額のお金を突っ込んで、大きな含み損を抱える個人投資家も出てきています。

 今いったい何が起き、私たちは、ここから何を学べるのでしょうか。NewsPicksがレポートします。
INDEX
  • 熱狂的な「信者」も生まれる
  • 史上最高値から止まらない下落
  • 「金融庁 vs 運用会社」両者の主張
  • 下落局面に脆弱な金融商品
  • 「繰上償還」のリスクもある

熱狂的な「信者」も生まれる

まず「レバナス」とは、「レバレッジ」と「ナスダック」のそれぞれの文字を取って作られた造語だ。