レバレッジ付投資信託は、値動きが非常に大きく、繰り上げ償還リスクがあることから、長期投資には向かないといつも説明しています。一方で、大和アセットマネジメントさんは「当ファンドは長期の積立投資のツールとしても有効活用していただけるものと考えております」と目論見書に書いています。大和アセットマネジメントさんは、基準価格がゼロにならない限りは繰り上げ償還は行わないと宣言していると理解していいですよね？ちゃんと腹くくって、運用していただけると信じています。

「レバナス」という言葉、私は正直に言うと、最近まで知りませんでした。

ナスダックの上昇に賭けるこの投資法で、多額の含み損を抱えた人が出ています。反面教師も含めて、このケースから学べることがすごく多いと、取材をしながら思いました。ぜひ皆様のご感想・意見もうかがいたいです。

Twitterで「レバナス」と検索すると面白いですが、面白半分でコピペだけして遊んでいる人もいるので、見極めがすごく大事です。

レバレッジをかければ、リターンも大きくなるけど損失も大きくなります。

ところが、損が出たときの精神的ショックは得をした時の喜びの2倍だと言われています。

メンタルヘルスを考えれば、レバレッジは止めた方がいいのでしょうね。

こういうのは、過去の歴史を見ても決して終わらない。人間は山っ気の強い生き物なのだ。今回のような局面でいったんは低調になるかもしれないし、それが妥当だと思うが、数年後にはまた投機性の高い商品が盛り上がるだろう。そこでもの凄くラッキーな人も出るし、また大敗する人も出る、そんなことを永遠と繰り返すのは人間の習性。大事なことは、傷は負っても再起不能にならないこと。マーケットは、致命傷さえ負わなければ、いつでも復活できる。

レバレッジをかけた時点で、すでに投機的。短期か長期という点では、短期勝負。手数料が高い分、下がり続ける局面では売るに売れない人も。

ここ数年株式投資へ目を向ける人が多くなる中、Fireなるアーリーリタイアを目指す人も同時に増えた感です。
早期リタイヤを熱望する生活者にとって、レバナスのようなアクティブ投資に魅力を感じる人も多くなりますが、NASDAQ100指数に2倍のレバレッジをかけるということは上下双方に信用倍率が押しかかります。

わかっていてもやめられない、ある意味ギャンブルのようなものですね。

「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の販売手数料が2.2%、信託報酬が0.99%なので、レバレッジ以前にこれを買う投資家は情弱でしょう。

一方、↓のようにボラティリティのある金融商品をドルコスト平均法で購入するのは悪くない戦略。ただし、買うものを厳選する必要あり。

>YouTubeやツイッターなどSNSを通じて、レバナスに大きなお金を突っ込んだり、毎月定額をレバナスに積み立てる動きが昨年から徐々に広がり、熱狂的なレバナス信者が生まれていた。

レバレッジはコストかかりますからね。長期戦には向かないです。

レバナス＝レバレッジ＋ナスダック
最近の相場踏まえるも背筋が冷たくなる組み合わせ