[18日 ロイター] - ロシア国防相は18日、ウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所に立てこもっていたウクライナ兵について、16日以降959人がこれまでに降伏したと発表した。うち80人は負傷者という。

過去24時間では負傷者24人を含む694人が投降し、軍事組織「アゾフ連隊」の兵士も含まれると述べた。

一方、地元メディアが親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」を率いるデニス・プシリン氏の話として伝えたところによると、製鉄所のウクライナ軍司令官らはまだ投降していない。

同氏は投降した兵士の処遇は裁判所が決めると述べたという。

ロシア国防相はまた、ウクライナ東部ドネツク州のソレダー地域をミサイルで攻撃したと明らかにした。スホイ24爆撃機や武器庫、地対空ミサイルシステムS300などを破壊したという。米国製のM777りゅう弾砲も攻撃したと述べた。

ロイターはロシア国防相の主張を独自に確認できていない。