体内のブドウ糖を電気に変える埋め込み式薄型電池 米MITなどが開発
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実用化されれば、現在電池交換のための心臓再手術を余儀なくされる「ペースメーカー装着者」の方に対して非常に有益です。ブドウ糖などの単糖類や多糖類から発電する技術自体は開発されていましたが、体内に装着できる可能性が出てきたことで、今後の有益性という点では「ペースメーカー用電池」用途が一番でしょう。
今後の実用化のためには、安定的な発電技術の獲得、主電源とするか補助電源とするかなどの多くの課題のクリアが必要だと思います。体内組織や血液から常時供給可能なエネルギーを使っての発電システムの実用化は多方面に応用可能性があり、今後が楽しみです。電位差が生まれるようにイオンなどの電気キャリアを化学的に坦持出来れば、電池は構成出来ます。
我々の脳もCaやKなどのイオンをキャリアにして電位差生み出してますから、微量の電気を供給するウエットな体内電池も実現不可能ではありません。
ただし二次電池にするのが難しいですね。