マスク氏、ツイッター買収価格引き下げ示唆 偽アカウント数に疑念
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面白い。2020年のLVMHもティファニーの買収の時に、明らかに契約で決まっているにもかかわらずフランス政府まで引っ張り出し大騒ぎして、結局2.6%下げて合意しました。日本企業がM&Aが下手といわれる1つの理由はお行儀が良すぎることかもしれません。
2021年6月21日の日経新聞夕刊のコラムに、伊藤忠商事の岡藤正弘氏が次のような経験を書いています。
欧州のブランドオーナーも商談が9割ほど終わってホッとするタイミングで突然、無理難題を言い出すことが多かった。なんのことはない。最初から交渉のストーリーに組み込まれているのだ。世界を相手にするには商談はきれいごとでは済まない。…厳しい話だが、それが現実だ。スパムアカウントの量に関する見解の相違のようです。
この数の多寡により、ツイッター社の企業価値が高低するのは当然ですが、冷静かつ客観的に合意できそうな論点なので、口論になるのは不思議ではあります。
スパムアカウントとは、以下のような悪意のある行為を伴うアカウントであると定義されています。
・解説なしに、ツイートまたはダイレクトメッセージのリンクのみを送り続ける
・複数のアカウントから同じ、または似たような内容を投稿する
・1つのアカウントで複数の重複する更新を投稿する
・重複または非常に似たアカウントを作成すること。 または偽のアカウント、インプレッション、またはアカウントのやりとりを作成する
・Twitterのトレンドを操作したり、損なうことを目的として複数の更新を投稿する
・多くのアカウント宛てに重複した返信や一方的な返信を繰り返す
・Twitterアカウントへの反応を購入、販売または作為的に誇張する
・フォロワー、リツイート、いいねの獲得などをうたう第三者によるサービスまたはアプリケーションを利用したり、利用を助長するSparkToroを使ったTwitter分析では、マスク氏の9000万人を超すフォロワーの半数近くがスパムアカウントだったそう。https://time.com/6171726/elon-musk-fake-followers/