Privacy Shield 2.0とは何か? EU・米国間の新プライバシー保護の枠組みを解説する
コメント
注目のコメント
まず個人情報は購買履歴なども含めて個人のものだというあたりまえの原則が前提であることは言うまでもなく、その中で欧米がデファクト、デジュールの両面から標準化を進めてきているということだと思います。
単純にこの枠組みに従うだけでなく議論に日本も参加してほしいと思います。欧州の内政問題なので、アクティビスト(シュレムさんの話だけを取り上げていますが、越境データに限らずデータ関連法案に対してはBEUCなどの消費者団体やIrish Council for Civil Libertiesなどの人権団体も然り)と言われる個人や組織が各国のDPAに対して懸念を示しているのが、政治的に進めている現在の動きとどこまで合致するのかという話かと思います。
一方で米国テック企業は対応コストに追われているため、連邦プライバシー法推進の立場でありますが、最近FTCに5番目の委員として任命されたアルバルベトヤ先生(ジョージタウン大学の先生でプライバシー関連の専門家)がプライバシー規制にどこまで影響するのかがポイントになるかと思います。