山口貴也

[東京 16日 ロイター] - 政府は、2022年度一般会計補正予算案で、歳出総額を2兆7009億円とする方針を固めた。月内にも国会に提出し、6月15日までの今国会での成立を目指す。ロイターが予算案を確認した。

原油価格高騰に対処するため1兆1739億円を計上するほか、今後の備えとして新たに原油・物価高騰対策予備費1兆1200億円を追加する。一般予備費も4000億円積み増す。

歳出では、国債整理基金特別会計への繰り入れ70億円も盛り込み、17日夕の臨時閣議で決定する。財源は全額赤字国債となる。