米大学、女性向け奨学金などの廃止相次ぐ 「男性に不公平」と苦情
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他人と自分を比較して不満を抱く気持ち、これを「相対的剥奪」と言います。
奨学金は希少性がありますから、その対象とならなかったカテゴリーに属する人が「相対的剥奪」を受けたとして、不満を抱くことは当然あり得ます。
対象となった人(この場合は女性)の状況が改善されたかどうかだけでなく、
社会全体の不満度が改善されたか、という点を常に考える必要があります。一般論ですが。令和3年度学校基本調査によると、日本だと大学生の男女比は、55.5%:44.5%。短大の学生が女性が多いことを考えると、ほぼ50%に近い状況ですね。一方で、大学の教員の女性比率は26.4%で、ものすごく少ない。教員の方は男女比考えた方が良さそうです。
Mark J. Perry氏の他の記事での主張を見ると、「男性にとって不公平」だけでなく「男性や女性だけでない性自認を持っている学生等にとって不公平」ということも強調されていますね。
この記事は、その視点が(意図的に?)抜けている気がします。