休暇は組織の「武器」 休んで強くなるカルチャーを作るコツ
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企業が休暇を武器に休んで強くなるカルチャーづくりを後押しするためにも、政府はILO132号に批准するべきだと考えます。先進国でほぼ唯一批准していないのが日本です。
「ゴールデンウィークは祝日が多く半ば強制的に休暇を取りやすいものであるが、夏休みは日程が決まっている会社もあれば、自由に選べたり、夏休みという区切りを設けていない会社もあるなど、組織によって考え方はばらばらである。(記事から引用)」
この条約に沿った休暇制度ならば、就業者はいつでも連続した2週間の休暇を取得出来ます。GWやお盆、年末年始などに合わせて休む必要もありません。また、企業はIFRS(国際会計基準)を積極的に導入し、年次有給休暇の取得促進に努めることも重要です。
日本国民が長期休暇を取得するのはもちろんですが、バケーションを楽しむことでカルチャーとして生活に定着することがなければ、訪日外国人旅行者に対しても長期滞在型の楽しみをサービスとして提供することは出来ません。日本人が休んで強くならないとインバウンドの将来も危うくなる可能性があります。国家公務員の場合は有給を使わないとこの2週間なんて使わせてもらえません。特別休暇として新設しない限り取ろうとしませんし定着しないでしょう。ということは、零細企業には浸透しない可能性がありますし、建設業元請けは現場のインターバルで取らせようとしかねませんから、労働者の自由意志で取れるような制度設計が必要です。となると、工事発注見通しをきっちり守らないといけないというブーメランがありますけど…
日本における長期休暇とは1週間、せいぜい2週間だと思うが、これを数年に1回でも良いと思うので1~2ヶ月に設定するべき組織も少なくないと思う。
多くの仕事以外の価値あるInputを得る(旅行などの体験、読書などの情報収集、資格獲得などの専門性勉強など)機会としつつ、自分なりの自由な時間の使い方をできることは大幅なリフレッシュや人生の振り返りにもつながろう。