英国が新たに導入した「プラスチック税」その目的と効果とは?
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日本の新法である「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が紹介されていますが、英国のプラスチック税と比較して引き合いに出すのであれば「容器包装リサイクル法」がより適していると思います。
英国と日本で当然細かな仕組みは異なりますが、容器包装の量に応じてメーカー側から費用が拠出される点で共通しています。事業者にただ費用を負担させるだけではなく、自治体の分別収集と拠出された費用のよる再商品化の仕組みを設けている点で、日本の「容器包装リサイクル法」のほうがより総合的な対策が行われているといえます。
一方でこの仕組みでのプラスチック使用量削減には限界があり、さらには「容器包装」というプラスチックの一部分しかカバーされていなかったことから、新法によって包括的にプラスチックの使用合理化を促進させることになりました。この政策、日本で対応するのは「容器包装リサイクル法」に代表される、各種リサイクル法であって、今回のやつではありません。
これにより、「廃棄までの責任が事業者にある」ことが明確にされました。実際のリサイクルが困難でなかなか進んでいませんが、費用はすでに「事業者負担」になっています。ずっと前から。
みんなが知らないだけ(笑)。