いよいよ「すべてのバブル」が崩壊しかかっている
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上る、買い時、とする説の論拠を全て切って捨て、 “外れた時の安全”のため多くの予想者が織り込む“逃げ”さえ交えず、ネガティブな要素を切り出して実に明解に述べていらっしゃる。それぞれに説得力も感じて爽やかな気分で拝読しました (^^;
財政支出と極端な金融緩和という一種のカンフル剤が実体経済の動きを遥かに超える影響を資産価格に与えた以上、その巻き戻しが資産価格の下落に大きく効くだろうことは想像に難くなく、インフレが国民の不満に結びついて世界の中央銀行が国債を買うのを止め金利を引き上げ更に資産の保有量を減らさざるを得ない状況に追い込まれれば、そして一時流行ったMMTが示唆する通り政府が増税でインフレを抑えることすら必要になれば、“バブル崩壊”は確かに起きるでしょう。
とはいえ今がバブルであるかどうかは見解の分かれるところですし、バブル崩壊が起きるにしても時期と激しさはおそらく神のみぞ知るですが、上がり続けた資産価格の下落に向けて不気味なトレモロが聞こえ始めているのは間違いなさそうに思います。
相場の転換点を事前に確実に予測出来れば大いに稼ぐことが出来ますが、主要なファイナンス理論がそれは出来ないと結論付けているところが悩ましい。さて今回は・・・ (・・;なんだか、ただのアンチテーゼのように聞こえますね。
そうは言っても日本経済に良いところが無いのは事実。
そもそもコロナ前の消費増税がデフレを延長させてしまいましたからね。
そこに輸入モノの価格高騰&円安が来て、仕入原価だけが高騰して日本国内の賃金は上がらないという状態を迎えたのが今。
なので大事なことは、
・エネルギーを含め、輸入に頼っていたモノを国内生産に切り替える
・消費税凍結して消費を促進する
・新しい資本主義という中身のない話は忘れる
です。