日銀が債務超過になると、円安はさらに進むのか? 投機筋にとって日銀の財務健全性は格好のテーマだが
コメント
選択しているユーザー
単純な話しで、円が将来安くなると予想されている時に、わざわざ円を買う人はいない。しかも日銀の為替介入の可能性が低く、安心して円売りができる。
財政の不健全性は、円安の要因。だだし、今の円安は、コロナパンデミックとロシア制裁の影響が大きく、いつまで続くかわからない。このふたつが解決すれば円安も止まる。
国債の借り換えができているうちは円の暴落はないだろう。
注目のコメント
誤解が多い論点にも思われるのでここでいったん整理しました。中銀財務が悪化すると通貨の信認も悪化するのか、というのは直感的に理解されるほど単純な話ではなく、相応に議論が必要なテーマかと思います。諸外国の例を交えて解説させて頂きました。
MMTの議論が盛り上がったときにはっきりしたように、少なくとも日本は望まずにデフォルトすることはできません(円の「信任」に関して)
また、通貨に関しては中央銀行の政策や財務は大きな要因にはなりますが、それだけで決まるわけでもありません。貿易も大きな要素ですが、それだけで決まらないのと同様です
ということを踏まえて言いますと、著者は言いたい結論があるのだろうと思いますし、持論に都合の良い経済状況、とくにマクロ経済状況なのだろうと思います
私にはいささか客観性を装った著者の恣意的な誘導を感じますが、ただ、記事とは本来著者の意見を表明するものですから、それに関しては特段に非難もされるべきことでもないでしょう
むしろ読み手のリテラシーが問われる類の良記事だと思います少なくとも電力が必要ということと、原発が必要ということは切り離した方が良いのではなかろうか。
彼の論じたいことの1つは電力不足が持つ悪影響。
とはいえ、それが原発でなければならない理由の説明はされていない。この違いは大きい。